「ねぇ・・・正臣くん、・・・・・・重い」
「えー・・・・・・」
なんだか間延びした会話。
そんな夏の、昼下がり。
「正臣くん、俺、本読んでるんだけどなー・・・」
「えー・・・・・・」
同じ返答。
だが、動く気はないらしい。
今の状況。
夏の暑い日差しの下に晒されるということはせず、全身真っ黒い男、折原臨也はクーラーが全開の自宅マンションに引きこもっていた。そして、ソファーに腹ばいになって、本を読んでいた。
そこへやってきた正臣が、少し涼んだあと、「疲れた」と言って、臨也の背中に抱き着くように、寝転がってきたのだ。
二人分の全体重を支えるソファーは、ふかふかの特上品で自慢のものだが、逆にそれがあだとなり、沈み込んで臨也は身動きが取れずにいた。
(普段これだけデレてくれるとありがたいんだけどなー・・・)
でもこれで、自分の背中で寝られてしまったら、起こすことも身動きを取ることもできない。
さすがにそれは、辛い。
「眠いんなら、ベッドいきな」
優しく声をかける。
「・・・ここがいいです」
「・・・・・・なんで?寝にくいでしょ」
「・・・・・・」
間が開いたが、何か言いそうなので、少し待ってみる。
「・・・いざやさんのにおいが、するから・・・・・・」
「っ!?」
「それに、こうしといたら、いざやさん、・・・どこにもいけない、かなー・・・」
寝ぼけているからか、いつもは聞けない甘えの言葉がぽろぽろでてくる。
(でも・・・本音ってことだよね?)
かなり嬉しい。かなり可愛い。
自分と離れて眠るのも、眠っている間に自分がいなくなるのも、嫌だなんて。
「・・・でも、やっぱりベッドで寝たほうがいいよ。体とか痛くなるし」
そして読みかけの本をぱたりと閉じ、優しい表情で、囁いた。
「一緒に寝よう?ずっと、ぎゅってしといてあげるから」
背中で、正臣君が笑ったような気がした。
「えー・・・・・・」
なんだか間延びした会話。
そんな夏の、昼下がり。
「正臣くん、俺、本読んでるんだけどなー・・・」
「えー・・・・・・」
同じ返答。
だが、動く気はないらしい。
今の状況。
夏の暑い日差しの下に晒されるということはせず、全身真っ黒い男、折原臨也はクーラーが全開の自宅マンションに引きこもっていた。そして、ソファーに腹ばいになって、本を読んでいた。
そこへやってきた正臣が、少し涼んだあと、「疲れた」と言って、臨也の背中に抱き着くように、寝転がってきたのだ。
二人分の全体重を支えるソファーは、ふかふかの特上品で自慢のものだが、逆にそれがあだとなり、沈み込んで臨也は身動きが取れずにいた。
(普段これだけデレてくれるとありがたいんだけどなー・・・)
でもこれで、自分の背中で寝られてしまったら、起こすことも身動きを取ることもできない。
さすがにそれは、辛い。
「眠いんなら、ベッドいきな」
優しく声をかける。
「・・・ここがいいです」
「・・・・・・なんで?寝にくいでしょ」
「・・・・・・」
間が開いたが、何か言いそうなので、少し待ってみる。
「・・・いざやさんのにおいが、するから・・・・・・」
「っ!?」
「それに、こうしといたら、いざやさん、・・・どこにもいけない、かなー・・・」
寝ぼけているからか、いつもは聞けない甘えの言葉がぽろぽろでてくる。
(でも・・・本音ってことだよね?)
かなり嬉しい。かなり可愛い。
自分と離れて眠るのも、眠っている間に自分がいなくなるのも、嫌だなんて。
「・・・でも、やっぱりベッドで寝たほうがいいよ。体とか痛くなるし」
そして読みかけの本をぱたりと閉じ、優しい表情で、囁いた。
「一緒に寝よう?ずっと、ぎゅってしといてあげるから」
背中で、正臣君が笑ったような気がした。
ごああぁぁああぁぁぁぁあ!!!
ごああ(ry
にやにやがああぁああ
にやにやが止まらんです!
あぁりがとうございます!
リアクション素敵wwwww
でもあんまり甘くならなかった(´・ω・`)
もっとナチュラルにもっと甘くできるよう精進しますぅぅ!!!!