きいろをめでる

黄瀬、静雄、正臣の黄色い子達を愛でる同人二次創作短編小説中心。本館はAmebaです。

くちづけ(静正)

2010-06-30 17:08:59 | 小説―デュラララ
「静雄さん!静雄さん!もー、起きてくださいよー」
「ん・・・・・・」

前から抱きつくような形で正臣の体にもたれ掛かり、眠る静雄。

「疲れてるんだから、ベッドで寝なくちゃ駄目ですよ!」

反応は、ない。


さすがに、自分よりもガタイのいい相手を、その細腕ではベッドまで運ぶことができなかったため、何とかして起こそうとしているのだが―――全く起きない。


「どんだけ疲れてんだよ・・・・・・」

はぁ、と困った表情をして、静雄の両肩を手でおさえながら、ゆっくりと寝顔を覗きこんだ。

普段は、サングラスや荒々しい表情で隠された、穏やかで端整な顔立ち。こうして眠っていると、一層それは引き立つ。


目が、離せなくなった。

まじまじと見つめていると、自分の鼓動が速くなる。

ふと、規則正しい寝息をたてる口許に目がいく。

―――やばい・・・・・・

いつもは自分に降ってくる甘い唇。それは無抵抗に、無防備に、ただそこに“存在”している。

ただでさえ高かった心拍数は、さらに速まり、正臣の頬に紅潮を浮かばせていた。


自制が、利かない。
少し、下から見上げるような体勢になって、先程とは逆に、起こさぬようそっと、

唇を、重ねた。

微かに苦味。恐らくは煙草であろう。
それから、えもいわれぬ愛おしさと、興奮と、泥のように意識を包み込んでゆく快感。
己から、という行為への意識は、それらをなお一層大きくした。


今起きたらすごい恥ずかしいなぁ、なんてことを思いながらも、交わした唇を離そうとはしなかった。

すると。
「ん・・・・・・?」
案の定、起きてしまった。

慌てて唇を離し、気づいていた場合の言い訳を考えようとした。
しかし何も思い付かない。

(あれだけ起こそうとしてたときは起きなかったのに・・・・・・どうしてキスで起きるんだよ・・・!!)
自分の運の悪さと、静雄の寝付きを少し恨んだ。

「・・・どうした?」
「え、いや、えと・・・」
寝起きの眼差しで自分の赤面を見られる状態から逃げたくて、目線を逸らした。

「さっきは、自分からしてくれて、俺嬉しかったんだけど」
「!?」
勢いよく振り返った。
先程よりも顔を真っ赤にして。
やっぱり、気づいてた。
「いつ・・・」
「ん?ああ、なんか口に当たってるなぁと思って、それで意識はっきりしてきたら、気づいた」
「~~~ッ」


恥ずかしい。とてつもなく恥ずかしい。

「なぁ、もう一回して」
「イ、イヤですよ」
「・・・なんで」
「静雄さんにしてほしいからです」
静雄が若干吹く。
「・・・誘ってんのか?」
「はい、誘ってます」
「・・・・・・後悔しても知らねぇぞ」
「後悔しないっすよ」
「・・・ハッ」



自分からのとは比べものにならないくらい、熱く激しく乱れるくちづけ。
きっとこのままじゃ終わらない。


でもそれくらいが、二人が求め合うのに調度いい。


そう、思った。




.

Discoveryぱねぇかっこいい

2010-06-29 22:18:28 | 日記
道路標識を見てにやけた自分きめぇ。

うちが26さんに18禁(笑)な話振ったら乗ってくれて嬉しい限りです

ただ、返事は眠いからあとでしますごめんに☆←


あとお知らせをば。

期末試験一週間前切ったので、出没少なくなると思います
アメーバは通常運転かな・・・?
とにかく試験イヤすぎます。
現国と生物と情報だけでいいのに。

まあ一応頑張って・・・きます・・・・・・

眠ーい

2010-06-29 01:09:20 | お絵かき
化学?何それおいしいの?

というらくがき。

ハンバーガーがハンバーガーに見えません・・・!!

気づいたら正臣を描いてるわたしの右手。
化学が進まない。
質量モル濃度とか腐ればいい。
現国すてき。
生物すてき。
情報すてき。

書いてていいのか不安になるのょ

2010-06-27 17:43:15 | 日記
さっき思ってたんですが

ここでの需要
デュラ>>>>>>>>黒バス
の気がします

メッセもらったり、リア友の話聞いたり、ネット回ったりしたかぎり、圧倒的にデュラ需要ぱないんですよw
黒バス超アウェーww

そもそも黒バス知らない子がリアに多い。
漫画同好会でも、デュラは全員知ってるのに黒バスは3分の1くらいしか知らなかったし。

さらに、黒バスのなかでも、
火黄って需要特に低いんですよ・・・!!
火黒、黄黒、黄笠あたり多いように感じます。
アウェー中のアウェーwwwwww


誰か、火黄の方いらっしゃいましたら出てきてください。
もしくはここでの黒バス・・・いえ、火黄需要を、コメント等で擁護してください。
氷月は心が折れかけています(笑)


なんか、需要あると文章書いてて楽しいんですけど・・・ね。
わかんないしね。

らくがきーず

2010-06-27 01:37:01 | お絵かき
この前言ってた幼児退行の元ネタらくがきと
その他諸々載せます
100パーセントデュラです
ついでに言うと80パーセントくらい正臣です

ていうかgooは画像の拡大表示できないんですねorz
おっきいの見たい人はこちら





これは今日のらくがき
Tommyの曲聴いてたら描きたくなってしまったのさ←
曲調からこんな感じになりました。

正臣の目の前にいるのは……
皆様のご想像にお任せします
え?私ですか?
静雄に決まってるじゃないですk(ry





ふざけすぎたすみませんw
昔から種村有菜先生風に描くのが好きで…
まあ端的に言えばやっちまった、と←





本題。
これであの長い長い妄想が生まれた……と。
この前の記事を読んでいただければ、どこが何を言っているのか分かるとおもいます。
杏里ちゃんのくだりはないですがね。
臨也さんなんかうろ覚え状態なので描き方雑ですね。あーあ…
今のうちには臨也さんと杏里ちゃんとドタチンとトムさんの練習が必要です。
自給自足しなくちゃ。
ああでもこのネタはほんと漫画描きたい
ゲスト様迎えてアンソロでも可!!!!!!←
誰かやりませんか←
その前に企画立ち上げ中の黄瀬写真集の話をどうにかせねば……



まあこんなもんです
アメブロにも同じ画像うpしましたが、無説明なので悪しからず。
さってと、風呂入ろう。
ニコニコで笑いすぎた腹筋を癒そう。

Someday,I will #4(火黄)

2010-06-26 17:25:29 | 小説―黒子のバスケ
「火神っち」
「何だよ」
「帰ってくれないっスか」
「・・・!?」
「心配してくれるのは嬉しいし、ありがたいんスけど・・・ちょっと一人でいたい・・・・・・渇いて荒れてるんス」


「・・・嘘言ってんじゃねぇよ」
「嘘じゃねぇっスよ・・・俺はほっといてほしいんス」
「じゃあ、」

火神が声を荒げる。


「じゃあなんで泣いてんだ」

「え」


一筋の涙が、頬を伝っていた。
さらに涙は奔流となる。

泣いて渇いて乾いて渇いて、尽きてしまったと思っていた涙は、いつの間に潤いを取り戻したのか、一昨日と同じく頬を濡らした。

---きっと、火神の存在だ。
火神が現れたことによって、渇いていた心は急速に潤いを取り戻し、予測しなかった展開に堤防は耐えられず、涙腺は勢いよく決壊したのだろう。


「そんな顔して泣いてるヤツを、どうしてほっとけるんだよ」

ぎゅう、と力強く抱きしめられる。

「火神っちぃ・・・」
「渇いてなんかいねぇよ・・・泣けるんだから、十分だろーが」

頬を撫でられ、されるがままにキスされる。
傷を癒し、渇きを潤し、落ち着きを取り戻させる。
そんなくちづけ。




「・・・好きなだけ泣けよ、大丈夫だから」




黄瀬は、一昨日の勢いを取り戻して溢れ出た涙を止める術を、持ち合わせていなかった。




.

長ーいしずまさ前提妄想@暑さに頭がやられた

2010-06-24 08:01:41 | 日記
昨日は丸一日、正臣幼児退行ネタを考えてました
でも考えてたらこれは小説よか漫画向きだなぁ・・・
と思ってしまったので保留です
いつか漫画でやるかもね←


まぁ内容的には、仔正臣を描きたいっていうのはあるんですが
どっちかというと周りの人のドタバタが見たいのです

昨日描いてた具体的ならくがきは後々載せます


第一発見者は臨也さん
仔正臣を見てとうとうシズちゃん孕ませちゃったの・・・!と持ち前の調子で考えてくれたらいいな
あの人基本マイペースだけどこの時かぎりは焦っていただきたい。

そいでもって仔正臣の可愛さに臨也さんとシズちゃんが期間限定停戦条約結んだらモアベターです

当番で二人でお世話的な・・・!!
ああでもそんな平穏な二人じゃないからここは保留ですね

でもあえてモアベター状態でいくと
臨也さんは・・・怪しい匂いがします・・・
子供にも容赦なさそうですもん
あ、臨也さんがお世話の日に帝人君に預けちゃったらいいな
別に忙しいとかじゃなくて、反応見たいだけ、的な
そいで杏里ちゃんに見せればいいと思うよ・・・!!
ていうかまずこの妄想の発端ここなんですよ
杏里ちゃんと仔正臣を並べたい・・・!!
逆に自分すげぇなって思った
しずまさ以外の発端の妄想ができるなんて!!←
とりまそこで二人で頑張れば可愛いです、杏里ちゃんが
杏里ちゃん結構好きー

あとシズちゃんサイドの話ですが
迷いに迷って、セルティのとこに相談しにいって二人でオロオロしてたら私は幸せです
セルティにも懐く仔正臣が見たい
影で遊んであげるといいよ
シズちゃんはあれですね、シズデレ発動
きっと仔正臣連れてる間はいつもより穏やかです
喧嘩売られても最低限の守備くらい
攻撃は当たらないけど反撃してこないとか今日の平和島静雄別な意味でこえーよ、みたいな
あと肩車デフォルトをよろしくお願いしたい
移動は肩車、家なら横か足の上に座ってる、希望

臨也さんよりシズちゃんのほうに懐いていただきたい
臨也さんが顔近付けたらペチッてやられる的な
そいでシズちゃんのほうへ逃げる的な
すいません報われない臨也さん大好きです

年齢5~6歳かなぁ
APTX4869飲んだの!?な年齢設定(笑)
あぁやばい、平次のあほときしん思い出して腹筋プルプルする
とにかく毒薬は駄目ですね、まぁでもそれくらいしか幼児退行ネタの理由思い付かないんですが


あああすごい長くなっちゃった・・・!!
もしここまで読んでくれた方いらっしゃいましたらすみませんでした

ともかくこのネタは漫画にしようと思います。以上!!

Someday,I will #3(火黄)

2010-06-23 07:02:10 | 小説―黒子のバスケ
暫く髪を弄んでいた指が、髪から降りてきた。

そして急に、唇に触れられる。

予想していなかった行動に、今度は抑え切れなくて反応してしまった。
でも、それでも寝たふりを続行する。


「おい、黄瀬、起きてんだろ」
(やっぱりばれてるー!!)

しかし、ここまで寝たふりを決めていたら、逆にどう起きればいいのかわからなくて、そのままでいた。

(どうしよう・・・・・・)

「・・・起きねぇんなら、キスすんぞ」
「!!!!????」

突然の発言に、飛び起きてしまった。

「やっぱ起きてんじゃねーか」
「か、火神っち・・・!!」
まだ心臓がバクバクいっている。


「なんで寝たふりなんかしてたんだよ」
「ど、どーやって起きればいいかわかんなかったんスよ・・・」
「別に普通でいいんだろ」
困ったように返されてしまったが、ごもっともだ。


「とりあえずまあ・・・あの様子じゃあ、今頃死にかけてんじゃねぇかと思って、様子見がてら飯でも作ってやろうと思ったんだよ」
「火神っち・・・」

優しい。
言い方はぶっきらぼうなとこもあるが、優しいのだ、彼は。


・・・でもその優しさが、心の傷には沁みすぎて痛かった。



「火神っち」
「何だよ」
「帰ってくれないっスか」



.

支離滅裂

2010-06-22 07:51:21 | 日記
早く原作デュラ3巻以降読みたいなぁ。
早く買いに行かなくては。

Amebaがメンテで暇です。
黄色に関係ない呟きはAmebaにするんですが、9時までメンテだし・・・

あ、そうそう、原作デュラ2巻の、
正臣の長台詞のところ(那須島云々)と、
静ちゃんがセルティのために怒るところ→かっこよく喧嘩するところ、
甘楽さん=臨也さんって知ってる帝人の内緒モードの会話、
この3つが好きで、読み返してはにやけてます。

自分きめぇ。


うー・・・授業憂鬱
やだなぁ、来良行きたい。B組入りたい。



あと、遅刻で正臣誕生日小説上げました。
遅くなってすみませんorz
後記にしてるから。後日談だから。

毎回毎回あまあまな静正ですみません
感想いただけると嬉しいです(´ω`)
泣いて喜びます。

ではでは、早めに火黄の続きうpできるようにがんばります。