9月9日 。「くくり」
菊理姫 (くくりひめ) のはたらき。
「大きな喜び。大きな災い。 それらは二つでワンセット。
このワンセットの仕組みの
裏と表をくくるのが、
菊理姫(くくりひめ)の技。
くくる、とは、つまり、縛る。
縛り固める。
片方だけが飛び出ぬように、
片方だけが溶け出さぬように。
(ここで私からの質問。
何故、喜びが飛び出してはなりませんか?喜びだけの世界でも良いんじゃあ?)
溢れるだけの喜びは、つまり、人に怠惰を招く。
喜びが普通になり、普通は怠惰と繋がるからだ。
(なるほど)
だからと言って、災いが必要と申すのでは無いぞ。
災いとはつまり、人の成すモノ。
喜びの無い心が招くモノ。
ここを姫が技でくくるとな、
それは一つに丸くなる。
丸くなる、とはつまり、一つになる。バランスが取れる。
どちらもはみ出さず丁度良い。
(菊理姫とは、姫?実在?)
菊理姫とは、つまり、実体の無いエネルギーだが。
お前達ヒトには、姫と名乗らせるほうが、親身になれるだろう。
(そうですね)
🔷くくりの日に申す。
一人一人、その心に照らし合わせて確認せよ。
自分の心に喜びはあるか?
ほどよく在るか?
自分の心に災いを招く悪心あるか?
無いか?
少しでも悪心あれば、それは喜び心で消せる事を知れよ。」🔷