弟は真面目で優しい人だった。
それは肉体が亡くなっても同じ。
って事は生前、悪い奴は死んでも悪いまま。
だよね。
生きている時に犬や猫をたくさん殺した近所の親父は
身体が亡くなっても恨めしい顔で庭に立っていた。
死んでも悪人は悪人のままだ。
生きている間のどこかで 善人になるチャンスは有ったはずだ。
そう! チャンスは必ず有った。
でも 隣の悪人は善の道を選ばなかったのだ。
道はいくつも提示されている。
選ぶ自由も持っている。
悪の道を選んだのなら それは自分の意思だから。
私たちはみんな 今日も選んで生きている。
暗い気持ちが好きな人は暗く生きれば良いし
自分を責めたい人は責めれば良い。
happyに過ごしたい人はそうすれば良いし
何も考えたくない人はそうすれば良い。
私は
もう少し幸せを感じたいし 強い光を出したい。