アーニーは、子供から大人になる前に、少年になるのだと思っていた。
少女マンガに出てくるような、繊細でうつくしい、ポキッと折れてしまいそうな少年に。
ところが、子供の次は、いきなりオヤジだった。
腹筋しろー!
少女マンガに出てくるような、繊細でうつくしい、ポキッと折れてしまいそうな少年に。
ところが、子供の次は、いきなりオヤジだった。
腹筋しろー!
1年生になったとき買ったランリュック。
4年生になったとき、「大きいサイズのに買い換えようか?」と言ったのに、「ええわ。」とアーニー。
5年生になったとき、「ボロボロやし、どうせ買い換えるなら、6年になってからよりも今の方がいいよ。」と言っても、「ええわ。」とアーニー。
そして、6年生もあと1月。
「ランリュック背負って小学校行けるのも、あと少しやなぁ。」と言うと、「べつに、大人になっても、ランリュック背負って、小学校行ったらええやん。」とアーニー。
それって、めっちゃ不審者!
4年生になったとき、「大きいサイズのに買い換えようか?」と言ったのに、「ええわ。」とアーニー。
5年生になったとき、「ボロボロやし、どうせ買い換えるなら、6年になってからよりも今の方がいいよ。」と言っても、「ええわ。」とアーニー。
そして、6年生もあと1月。
「ランリュック背負って小学校行けるのも、あと少しやなぁ。」と言うと、「べつに、大人になっても、ランリュック背負って、小学校行ったらええやん。」とアーニー。
それって、めっちゃ不審者!