あんなのかぼちゃ

あんなぁ  なんえぇ  あんなのかぼちゃ

武士道セブンティーン・エイティーン

2010年07月14日 | ほん
数ヶ月前、図書館の本棚で、たまたま見つけた「武士道シックスティーン」。
とてもおもしろかったので、続けて「セブンティーン」も「エイティーン」も読みたかったのだが、いつも貸し出し中。
アーニーの学校図書館にあるというので、借りてきてもらった。


「おかあさんが、読みたいと言うんで。」
と、わざわざ司書の先生に言って、借りてきたとか。
なんでーっ?!
「明日を担う高校生を、健やかに育成するための学校図書を、なんも担わないし、これ以上育ちもしないおばちゃんに利用させるのは、いかがなものか!」
とか、PTA総会なんかで問題になって、呼び出しくらって、
「わたしセブンティーンでもエイティーンでもありません、ごめんなしゃーい・・・。」
と謝らんならんかったら、どうする!?


しかし・・・謝ってもいいくらい、おもしろいわ。

子どもとでかける あそび場ガイド

2010年07月01日 | ほん
アーニー0歳、おっぱいを飲ませながら参加した、初めての「大阪あそび場ガイド」から17年。
今春出版された改訂版が、最後となるらしい。
「兵庫」「京都」「滋賀」「奈良」「大阪シティ」など、次々とシリーズ化され、改訂を重ねてきた。


ほとんどイラスト担当だが、いくつかは、取材にも出かけた。
子どもが小さい時は、取材のせいで熱を出したり。
大きくなると、取材が、楽しい家族旅行になり。
そして、もう、ついて来なくなって、ひとりで取材。


イラストも、子どもの手が届かないように、TVの上で描いたり、押入れの中で描いたりしていたころもあった。
最初の頃は、編集会議に出かけて、写真や資料を受け取り、FAXや電話で確認し、宅配便でイラストを送り・・・としていたのが、最近は、全て、メール。


現在は、遊び場の情報を得るのも、インターネットの時代だから、廃刊はしかたないと思う。
インターネットのない時代、子ども情報の少なかった時代に、乳幼児をかかえていたからこそ、この本に関われて、たくさんの経験ができたのだ。
少しさみしいけど、感謝の気持ちでいっぱい。
わたしの人生の中で、すてきな時間をありがとう、「あそび場ガイド」。


あ、メイツ出版「韓国ガイド」は、まだ好調なようで、あんそらさんの「韓国口コミガイド」みたいなののイラスト、今描いてます。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら

2010年06月21日 | ほん
モウトが、図書館で、2ヶ月以上順番待ちして、借りてきた本。
さすが、話題の大ヒット!なだけある。
「マネジメント」は、企業経営だけでなく、高校野球だけでなく、育児とか絵本とか、社会のあらゆる事に応用できるかも。
作者の思う壺にはまってしまいそうで、自分で自分を「はめられるな!」と叱咤しながら読んでいたのに、不覚にも感動してしまった。


全く順番待ちせずに、偶然図書館で見つけた「アジア未知動物紀行」も、これは、これは、というおもしろさ。
「UMA(未確認不思議動物)」を探して、世界の辺境まで行って、かなりしつこく取材されている。
でもわたしには、この本で一番未知なのは、人間では・・・と思えてくる。

桐島、部活やめるってよ

2010年05月28日 | ほん
図書館に予約して、2ヶ月近く待って、やっと順番が回って来た本。
「まだ、たくさんの方が、順番待ちされてますので。」
と、借りる時言われた。


家に持ち帰ると、
「あーっ、モウトが予約して、順番待ってる本やー!」
・・・親子で、順番の行列に並んでました。


わたしより先に、読んでしまったモウト。
「モウト、予約とりけすってよ」

告白

2010年04月25日 | ほん
本屋大賞。
映画化。
そういう、ミーハーな気分で読み始めたら・・・
背筋が凍る。


とにかく、コワイ。
でも、こんな性格の人も、そんな性格の人も、いそう。
でも、ありえない。
最後まで、気になって不安で、一気読み。
でも、最後が来ても・・・

やりたいことがないヤツは社会起業家になれ

2010年03月16日 | ほん
この本読んだから、社会起業家になってみよう、って人は、ないだろう。
「社会起業家」って、俳優になるとか、画家になるのと同じくらい、
才能や努力や行動力やネットワークやチャンスやいろんなものを
持っていないとなれない職業なんだ・・・と、読んでみるとわかるから。
でも、この人の、今の社会への視点、生きること働くことへの姿勢、おもしろい。
目から鱗。


アーニーやモウトの時代。
就活と言って、リクルートスーツ着て、求人票の企業を回る・・・という行動に、
どれだけの意味があるのだろうか。
自分は、何が欲しいのか、何がいらないのか、どう生きたいのか。

1Q84と1985年の奇跡

2010年02月20日 | ほん
今更ですが、村上春樹の「1Q84」読みました。
先に読んだアーニーの感想は、「微妙」。
あんた、いっつも軽いもんしか読んでへんから、わからへんのよ。と思いつつ読んでみると、
・・・わからん。
ぐいぐい引っ張られて、どんどん読み進んでしまう、凄い文章の力。
読んでいる間中、不安な気持ちで、謎を解きたくて読み進むのだけれど。
謎なままで終わってしまい、うーん、わからん、気色わるい、となってしまう。
わたしの読書力のいたらなさではありますが。
あと、けっこうエログロ。


そして、アーニーが「超おすすめ」の「1985年の奇跡」を、読んでみると、
・・・おもろい。
1985年を体験している分、アーニー以上に楽しめたと自負している。
夕やけニャンニャンも松田優作の「なんじゃ、こりゃー」もキン肉マンも、リアルタイムで知ってるもの。
そして、けっこう泣いちゃう。

ウイグルの母 ラビア・カーディル自伝

2010年01月28日 | ほん
副題に「中国に一番憎まれている女性」とある。


わたしの知らない世界って、こんなにあるものなんだ・・・。
というより、わたしが知っている(と思っている)世界って、なんて狭いんだろう。
国って、なんなんだろう。
ある国のひとつの行動は、誰に利益をもたらし、誰が幸せになるためのものなのだろう。
ウイグルやチベットの問題について、わたしにできることって、何も無いのかもしれないけれど、知らないより知っていたほうがいいと思う。

吉原手引草/松井今朝子

2010年01月08日 | ほん
みなさん仕事に学校に、平常生活が始まって、やーっと、わたしのお正月休みが来た感じ。
きょうは、1日読書三昧。


NHKの「知る楽」で歌舞伎の解説をされている松井今朝子さん。
確か、2007年にこの本で直木賞とっている人。
すごおーくおもしろかった!!
2009年直木賞の「利休にたずねよ」もはまったなあ。
歴史の香りに弱いわたし。
きょうは、1日、江戸気分。

イラストガイドもっと楽しめる!韓国の旅

2009年12月20日 | ほん

肩こりこりで描いていたイラストたち。
本になりました。
絵を描くのは大好きで、いっぱい注文もらったら嬉しくて、いっくらでも描きますから、次回からは、もう少し余裕持ってご注文お願いしますね、あんそらさん。
最後の方、ほんと、キツキツでした。


さて、こりこりで、キツキツで、描いたイラスト、よかったら見てやってくださいませ。
メイツ出版刊 あんそら著http://www.mates-publishing.co.jp/newbook/data.html


旅のグ

2009年11月07日 | ほん
好きなんだなあ。
かなり昔の旅の話だから、世界の状況は変わっているはずなんだけど、何年経っても、新鮮で楽しく読める。
先日、「もっと世界を、あたしは見たい  白川由紀著」っていう本を読んだ。
これも、世界を相手に豪快な旅を続ける、すごい女性の話なんだけど。
なんか、「グ」のほうがここちよいんだなあ。


グレゴリ青山さんは、現在、結婚して、うちのご近所に住んでられるという噂だが、どこかでお会いできないかなあ。

女盗賊プーラン

2009年08月18日 | ほん
「あ、なーんか、ずいぶん前に話題になってたような気がするなー。」
と、図書館でたまたま見かけた本を、読んでみた。


ひゃーっ、すごい!
世界には、わたしの知らないことが、なんてたくさんあるのだろう。
カースト制って、インドって、こんな世界なん?
わたしとそんなに変わらない年代の彼女が、わたしには想像できないような、こんな過酷な人生をおくっていたなんて・・・同じ地球の上で。


この本で語られた彼女の半生の後、彼女は、1999年に京都にも来ているらしい。
そして、2001年に暗殺されたらしい。

魁!!クロマティ高校

2009年07月24日 | ほん

7月15日に書いた「課長バカ一代」http://blog.goo.ne.jp/annano-kabocha/e/d8187957ca95009f29b5c0f6dc69f2e2読んでみたら、はまった。
同じ作者の「魁!!クロマティ高校」も、こんなに暑苦しそうだけど、ごめんなさい!めっちゃ、すき!
アーニーに、友達から早く続きを借りてくるように、催促している自分が・・・ちょっと、情けない・・・。


寝苦しい熱帯夜に、この暑苦しさは、いけますぜ。


課長バカ一代

2009年07月15日 | ほん
「ハハ、『課長バカ一代』、はよ読みや!友達に返せへんやんか!!」
と、アーニーは言うが、別に読みたくないんですけど・・・課長バカ一代。
「えーっ、おもしろいで、課長バカ一代!ほら、読んだげよ、『まあ ほかでもないんだがね、実は君に課長の椅子を用意してるんだ・・・』」
とかって、読み聞かせされてもねえ・・・課長バカ一代。

プリンセス・トヨトミ

2009年07月15日 | ほん
市立図書館に予約入れてから、3ヶ月近くになるが、まだ、順番回ってこない。
アーニーが、高校の図書室で見つけて借りて来てくれた。
おもしろいわっ!
さすが、直木賞候補作!
さっき、ニュースで芥川賞は「終の住処」に決まったって言っていたので、直木賞も、もうすぐ決まるかな。


アーニーの担任の「ハシバ」先生に、三者面談で、「プリンセス・トヨトミ、読まはりましたか?」って、絶対聞かなきゃ!