アンを探して Looking for Anne

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Day #41-伊勢進富座を訪ねる

2010年06月04日 | 『アンを探して』7000キロの旅<アン旅>
5月31日、快晴 鳥羽の胡蝶蘭を後にし、
アン旅テントむしは三重県の伊勢進富座さんを訪ねました。
9月4日に『アンを探して』上映が決定したのです☆
☆伊勢進富座HPより抜粋☆
当劇場の場所は、先々代が経営を始める
ずっと以前から芝居小屋として使われていた様で、江戸時代の古地図にも載っています。
200年近い歳月の、その時代の演劇と人々の泣き笑いがいっぱい詰まった場所で、
これからも皆さんとの出合いと思い出を積み重ねて行こうと思っています。
・・・

こちら、オーナーの水野さん。
私たちの準備不足も重なりギリギリにしかサンプルDVDを
お送りできなかったのですが、観た翌日に電話が入り
「いいですね!ぜひ上映しましょう」と即決!
なんと三重入りする一日前に上映が決定しました(笑
芝居小屋があった頃の貴重な思い出の品も飾られています。
初代の名前がありました!
そうこうお話してるうちに
ちょうど、韓国映画『牛の鈴の音』が上映が終了したようで、
劇場内もみせていただきました。
(ちなみに、全員真っ赤に目をはらしててできました。)
前と後ろのシートの色が違う、、と聞いたところ
「そのグレイのシートは閉館した劇場から引き取ったものです。
そのとき、長年使った映写機も、友人に解体してもらい引取ったんですが...」
水野さんの声がうるみます。
「その日ちょうど雨が降っていて、年老いた映写技師さんが、
解体された古い映写機を乗せたトラックを、見えなくなるまで頭を下げて
見送っていて・・・。一緒にいった友人と、帰り道号泣でした」
・・・・・・
「同業者の映画館が閉館するのは本当に辛く、やるせない。
でも閉館した人たちの分も、椅子や映写機と一緒に、
映画への思いを受け継いでやっていきたい」
・・・
多分、この日、目をはらして映画を出てきたお客さんたちは
地元で、韓国のドキュメンタリー映画に
感動できる幸せを実感していると思います。
・・・
そんな伊勢進富座さんのラインナップは
上質なメジャーから独立系のヒット作と様々。
「映画館は、やはり観客ありき。マニアックな作品ばかりではなく、
お客さんに喜ばれる作品を意識している」とのこと。
上映予定作も『息もできない』『春との旅』『コーラス』など
個人的に私の「観たいツボ」に全部はまってて
毎日通える地元の人が羨ましい。
このラインナップに『アンを探して』も並ぶんだ、と思うと
急にドキドキしてきました(笑。
取材に来ていただいた伊勢新聞の記者さんと。
その後、水野さんのご紹介で、FM三重さんにもおたずねしました。
瀧さんお忙しいなか、テレビ局まで
ご紹介していただき、ありがとうございました。
そして富田さん、病み上がりとは思えない、
すばらしいMCありがとうございました!
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・・・

おまけ
もちろん、伊勢神宮にもお参りしました!
三重での上映、大成功を願って。
万年木のパワーを貰いました~。
旅日記 遅れててごめんなさい~!
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週末に一気にUPする予定です☆
どうぞお楽しみに。
たかこ