あれから55年・・アンヌのひとりごと

ズバリ!団塊の世代。ひし美ゆり子のブログsince・06・1・14

パソコン前でどきどき・・

2007年07月18日 15時26分07秒 | ゆり子のひとりごと
DVD「好色元禄(秘)物語」今、観終わった。フ~~ッ観るのに苦労した。
これ最近DVD化されたのだが家で観る事は叶わないだろう...
しかしサンプルが手元にあるので気になって仕方がない...
そうだパソコンで観る事ができるのだ!
家族が居ないスキに(でも母が居る)
カモフラージュに居間のテレビ大きくつけてコソコソと...
イザというときのため大きな布を持ってPCの前で音を小さめに観た。

これは32年前に東映京都で撮られた作品で18禁、私が主演のお夏役。
若い若い、私もまだ20代だし俳優さんみんな若いのだ。
ピラニア軍団の川谷拓三さんがブレイクするチト前だったか?
なかなかイイ味出しているのだ彼。お夏の妹(お七)の亭主役だが、
裏切った女房に包丁で刺されて死ぬときがこれまたイイのだ。
殺虫剤をまかれてバタバタ苦しんで最期を遂げるゴキブリみたいなのだ。
妹役のお七を演じた橘麻紀さんも迫真の演技、素晴らしい体当たり演技だ。

当時、橘さんもピラニア軍団で売り出し中...あとで知らされたのだが、
お夏の役に橘さんをと軍団のメンバーの強い後押しがあったそうだが、
関本郁夫監督がどうしてもひし美ゆり子でいきたいと譲らなかったそう。
私も18禁が引っかかり一度は断ったものの、
東映さん特有の強い押しに負けて引き受けたのだ。
出演して良かったよ、お蔭さまでとある映画祭の主演女優賞を頂いたのだ。

そう言えば狂言まわしのような小坊主・西鶏(のちに西鶴)役の青年が、
すね毛を剃りながら頑張っていたな(だって映画柄子役は使えないから)
あの青年、今いくつになったのだろう?50に手の届く歳だろうな...

このDVDお薦めです!
東映特有なエグいパッケージですが、内容は文芸モノなのよ~!?