さてさて、、パーマがかからない「Sさん」。
どうしたらよいのでしょう。
硬くなってしまった毛髪は、、
乾きとともにまっすぐに戻ろうとする力が働き、、
チリチリするだけで、、ストンと伸びてしまいます。
これには、、Sさんも納得のご様子。
また濡れている時には、、ウェーブが出ることからも、、
いかに、、乾いた時の髪の水分量が大事なのかも、、解って頂けたようです。(^^
ただ、、
これからヘアケアをして髪の水分量を復活させるには、
年単位の時間が必要になります。それでは、オシャレを楽しみたいSさんにとって
あまりにも酷な時間となってしまいますので、、当然パーマが必要となります。
上の画像をご覧ください。
ロッド(パーマをかける時に使いますよね)が、、
スタイルブックに載っていたパーマスタイルで使用していたものです。
Sさん希望のウェーブ仕上がりをスタイルブックには、
このロッドでかけるようにと・・・・記載してあります。
私が、、使ったのは右側のロッド。。。笑
細すぎですか??(^^;;
あれこれ考えて自分なりに選択したロッドです(^^
かけ上がり直後、、家でシャンプーした後、、
一週間後・・・一ヵ月後、、とウェーブのダレを計算しながら、、
チョイスしたのが右側のロッドになります。。
もちろん、、パーマ液もウチのスーパーマイルドを選んでますから、、
このロッド選定になってますけどね。
(この薬剤でなければ、、このロッド選定では、、先ず失敗します)
「これ!これ!」
仕上がりに大喜びのSさん。。
私も・・嬉しかった~~。
笑顔っていいですね。
業界では、、カットメイン、、カラーメインの美容師さんが増え、、
パーマのかけかたを追求しなくなったスタイリストが多くなっていることが、、
お客様のパーマ離れの原因の一つになっています。
中には、、ロッドを巻けないスタイリストさんもいらっしゃるとか??
残念でなりませんが、、少しでもパーマを好きになっていただけるよう
私共は、日々努力して参りたいと思います。
最後に、、
Sさんにも伝えましたが、
髪も肌も、、自分で良くなろうとする治癒力があります。
ですから、、悪くしなければいつか絶対に良くなります。
高価なトリートメントも良いのですが、、まず余計なことをしている
シャンプーから見直してみてください・・・と。
なんせ、、髪は100%のウールですからね。