さて、
免疫のお話ですが、
皆さんご存知かな?
「水」・・・・。
身体にとっては、水さえも外敵なのですね。
もちろん水だけでなく、食事・・食べ物も・・・(^^
つまり、遺物なんです。
では、なぜ身体に取り込めるのでしょうか?
答えは・・「唾液」
唾液に絡まるからなんです。
唾液と一緒に口から入ることで、遺物ではないと免疫が判断します。
不幸にも唾液腺に支障が出て唾液が出なくなってしまった人は、水さえも
吐き出してしまうそうです。
普段あまり気にしていない唾液ですが、とっても大事ってことです。
さて、免疫に戻りましょう。
免疫は2つに分かれています。
侵入者に対していち早く攻撃する「自然免疫」。
その後より高度な対応を仕掛ける「獲得免疫」の2つです。
(自然免疫)
上記の免疫が主に体中をパトロールする免疫細胞です。
常に見張っていますから、かなりの働き者さんです。
これらの細胞は、侵入者を見つけると自ら攻撃を開始する役割を持って
いて、あらゆる外敵に備えて常に戦闘態勢にある軍隊のようなもので
すね。頼もしい免疫です。
(獲得免疫)
軍隊の役割を持った自然免疫から伝達を受けて、動き出すのが獲得免疫です。
侵入者の特徴に合わせた効率的な対応を仕掛けることができます。
司令部兼部隊のようなものでしょうか。
ここで記憶した情報をもとに、同じ侵入者が再来した時には、より素早く攻撃する
体制を整えることができます。
経験値を積み重ねて対応パターンを増やしていくことから「獲得免疫」と呼ばれて
います。
本日は、ここまで(^^
では、また次回・・・続く