TVショッピングなどで「サプリメントで○○が治った。。○○が快調!」とかいった、、
なにやら人の弱みに付け込んだ文句を並べた商品がありますよね。
ウチの奴も、、これさえあればと引っ掛かってます、、、(汗
そんな、あやしい情報に引っかからないために、、、
私は、国立健康栄養研究所のサイトを参考にしています。
↓こちら
国立健康栄養研究所
たとえば、「核酸」
「安全性は、問題ないと思われる。
俗に「老化を防ぐ」「美肌効果がある」といわれているが、
ヒトでの有効性については信頼できるデータは見当たらない。」
など、バッサリと切り捨てています。
健康食品を否定するつもりはありません。
実際に私もサプリメントは愛用しています(^^
んでも、気になるサプリがあるようでしたら・・冷静になって、
調べてみるといいかもしれませんね。
さて今回は、
一つの原材料について、、成分が不明な場合びついて・・。
一つの原材料でも、想定しない成分が多量に含まれている場合があります。
たとえば、「ダイズサポニン」
ダイズサポニンは、マメ科ダイズの種子を粉砕し、
水又はエタノールで抽出・精製して得られる物質で、主成分はサポニンです。
既存添加物でもあり、乳化剤としてケーキや飲料などの食品に広く利用されています。
研究から、食品添加物として利用されているダイズサポニンの中に、
かなり高濃度のイソフラボンが含まれることが明らかになっています。
アグリコン換算(配糖体の糖以外の成分)として61.5-121.4mg/gの
イソフラボンが含まれ、、、この量は天然の乾燥大豆に含まれる
イソフラボン量(約2-5mg/g)の数十倍の濃度です。
「指定添加物」(安全性と有効性の基準に合格し、厚生労働大臣により
食品添加物として指定される添加物)と違って、
ダイズサポニンは、、
「既存添加物」(長年使用されていた実績があるものとして天然添加物から
引き続き使用を認められているもの)です。
これは、国が許可する添加物のレベルであっても
「表示ではわからない成分」が含まれていることがある・・・という例です。
一方、「いわゆる健康食品」は、原材料の表示に「○○抽出物」
「○○エキス」「○○菌」「○○調整品」「○○粉末」と書かれていることが
多くありますが、これらの「原材料」ひとつひとつについて、
それを構成している詳細な化学物質が、「何が」「どれくらい」含有されている
のか、分からないものがほとんどです。
前で述べた「含有量が不明な製品」と同様に、「詳細な含有成分名が不明な製品」にも注意が必要ですね。
今回は以上です。
*国立健康栄養研究所サイト引用