本日の差し入れはこちら・・・(^^
いつもありがとうございます、、M様。
さて、前回のお話の続き「肌バリア」について書きますね。
先ずは、「敏感肌」について。
敏感肌の定義として、「炎症を伴わないが、ヒリヒリ感・ぴりぴり感・チクチク感を感じること」
と化粧品業界ではなっています。
アトピーの方の場合、、、
皮膚炎による傷口に化粧品の成分であるアルコールが、沁みることが原因ですので、アト
ピーの方が、ヒリヒリ・チクチクして化粧品を痛くて使えないこととは別になるんですね。
つまり、、アトピーの方に敏感肌はなく、、
普通肌の方が前提となります。
皮膚医学による敏感肌の分類としては・・・、
「乾燥肌」
「慢性の繰り返し接触性皮膚炎肌」
「紫外線ダメージ肌」
「ニキビ肌」
・・・となり、アトピーの方とは異なる定義をもっています。
んでも、乾燥肌の中に、「アトピー的乾燥症」を含む場合があります。
一般的な乾燥肌とアトピー性の肌はどちらも保湿をすれば、、良い良いように思われますが、、違うんですね。
その違いの前に、肌の構造を分かりやすく説明します。
よくお客様にも話すんですが、、
肌は、、、
①「水」、
②「脂」、
③「スポンジ」
・・の三3成分が働いています。
それをイメージしてくださいね。
まず「水」・・水分ですね。
これを補うには、水を摂取する以外に、、
グリセリンやブチレングリコール、ベタインなどが有効です。
次に「脂」ですが、これは加齢や不規則な習慣からの健康状態によって
皮脂の代謝不全が起こった場合に、問題が生じます。
まぁ・・一般的には、「オイル」を補給するのですが、、、
皆さんが普段使っている乳液やクリームなどです。
特に油分が不足すると、乾燥を導くだけでなく、肌のバリア機能も低下すると以前にも書き
ましたが、、、アトピーの方は、リノール酸からリノレン酸への代謝不全の報告が出ています。
このリノレン酸は、、抗炎症に働く物質の原料です。
ですので、アトピーの方には、リノレン酸の塗布や摂取が有効という報告もあります。
最後に「スポンジ」です。これはセラミドですかね。
つまり、水やオイルを補給しても、それを抱え込んでくれるスポンジがなくては、留まることができないということ。
ですから、セラミド配合のクリームが有効です。
セラミドは、、、水にもアルコールもに溶けないので、、、クリームや乳液に配合される場合が多いようです。
どうです、、なんとなく肌の構造について、、
イメージが湧いてきましたか?
さて、、最初に戻りますが、、
アトピーの方は、リノレン酸の欠乏と「スポンジ」の欠乏の報告が一般乾燥肌と異なります。
どんなオイルを補給したらいいのか?
どんな「成分」を補給したらいいのか?
・・を知ると、、、化粧品の選び方が変わるのかもしれませんよ。
肌は、、生きものです。
年齢や体調・ストレスなどで日々変化しています。
水・オイル・スポンジというイメージを活用してみたらいかがでしょう。
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