西橋本の美容室ANNEXです。

美容室での日常を中心に、プロとしてのアドバイスも伝えていきたいです。どうぞよろしくお願いします。

コラーゲン

2020-03-11 22:55:14 | コスメ

暖かくなってきましたね(^^

春本番まで、もうすぐ、、寒いのが苦手な私はとても待ち遠しい

時期です。

 

でもまだ、肌がアンブレラアンブレラしている人もいるようですね。

 

うちのカアチャンもそのクチで、、

「最近肌の調子が・・・イマイチ、、ハリなし、たるみ肌」(ショック)

 

よし!!

と気合が入ったかどうかはわかりませんが、、

「フカヒレ、フカヒレ」と連呼しながら、キッチンへ!

 

「あしたは、、モチモチ素肌。」とか言いながら、

出てきたのが、、、

 

そう簡単にアンブレラアンブレラした肌が復活するわけではない

のになぁ、、と怖いので心の中で思いながらごいっしょしました。

 

「・・・というか化粧品にも使われているんだけど・・コラーゲンって?

なにからとってるか知ってる?」

 

 

「・・・・・・・・・・・クラゲみたいなヤツ(爆」

 

がはは、、(泣き

 

では改めて、

化粧品に使われているコラーゲンって?

何を使っているか、、ご紹介しますね(^^

昔BSE(狂牛病)が発生したことがありましたよね。
覚えてます?

大騒ぎしましたよね。

たぶん20年くらい前なので、若い方は、知らない方も多いん

じゃないでしょうか?

 

それ以来、ウシ由来化粧品原料の使用のチェックが厳しく

なったんです。

化粧品でいうウシ由来の原料としては、有名なのがコラーゲン

です。


元々コラーゲンは、、水には溶けにくいんですが、、、

水に溶けるコラーゲンもあります。

「水溶性コラーゲン」といいまして、、

化粧水とか・・・クリームなどに配合されています。

コラーゲン+ヒアルロン酸というかたちにすることで、保湿力が

倍増することから化粧品にはなくてはならないものとなってい

ます。

BSE問題を取り上げてから、全成分表示にウシ由来原料には

「ウシ」の表示が義務付けられたんですが、、、

実際、「ウシ」と表示されたコラーゲンを見たことはあまりありません。

なぜでしょう?

全成分表示で「水溶性コラーゲン」と表記されるコラーゲンは、、、

以前の表記では、「水溶性コラーゲン」「水溶性コラーゲン液1」、

「水溶性コラーゲン液2」、「水溶性コラーゲン液3」というような

表記になっています。

この違いは、、何由来のコラーゲンなのか?

という違いです。

つまり、、、
水溶性コラーゲン ・・・・(ウシまたはブタ由来)
水溶性コラーゲン液1・・・(ウシまたはブタ由来)
水溶性コラーゲン液2・・・・(ウシ胎盤由来)
水溶性コラーゲン液3・・・・(平目由来)

・・・という感じになります。

水溶性コラーゲン液2だけが、「ウシ」ですね。
んで、、これは胎盤からのもの・・、厚生労働省の「原産国を

問わず、使用してはならないウシの部位を含む成分」に該当

したために、使用が出来なくなりました。

それに伴い、多くのコラーゲンは、ウシからブタ・平目に変更

されたというわけです。

現在、化粧品に使われている水溶性コラーゲンは、ブタか平目が

多いですね。他にも、マグロなど魚由来から使用されるコラーゲン

もあります。

多くの女性は、コラーゲンというと美白をイメージされることでしょう。

効果もさることながら、、使用感が好まれているのでしょうね。

ただ、、魚由来のコラーゲンが肌に良いからって、、
マグロばかり食べても、、肌だけにコラーゲンが行き渡るわけではあ

りませんから、、ご注意を・・・(^^

 

追記

 

 

コラーゲンは、食べただけでは、身体の中でコラーゲンになるとは

限りませんよ(^^

 

コラーゲンは、アミノ酸に分解されて吸収されるだけですが、、、

ビタミンCの力を借りることで、また合成されます。

 

コラーゲン取ったら、ビタミンCを含む緑黄色野菜や果物などを一緒に

摂ることがよろしいですよ(^^;



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