今日のニュースで、ごく普通の人が、猟銃で近所の人を撃ち殺したとか、ライフルの暴発で子供が死んだとか報道されている。
この事件は、手近に銃がなければ起こりえないことでしょう?
この2件とも、銃の所持の許可を得て持っている人が起こしたんだけど、本当に必要で持っていたんだろうか?
そのあたりは分からないけれど・・・・・・
昔、父が言っていたことを思い出した。
父は、日本刀が好きだった。
でも、自分では手に入れようとはせず、美術館や博物館などで見ることで満足していた。
なぜ、手に入れようとしないのか、誰だったかに聞かれたときにこんなことを言っていた。
刀は美術品の面もあるけれど、本来は武器だ。
だから、身近にそんなものが有ったら、魔が差すという事がある。
そんなことの無いように、剣呑なものは身近においといちゃいけないんだよ。
もし、この2つの事件、身近に銃という剣呑な物が無ければおきなかった事件ですよね。
武器は武器。子供の目に晒すなんてもってのほか。
うちの長男、幼稚園の試験で先生に「答えられないものがありました」って言われて、それはピストルと刀の絵。
長男には見せたこともおもちゃで与えたこともなかったのね。次男はそういうわけにはいかなかったけど。
背筋が寒くなる事件が多すぎるわね。
本当ですよね。
武器なんて、子どものそばに置きたくないです。
暴発で子どもが死んだことに関しては、もし、手入れするにしても、鍵のかかる部屋で、子どもが入れない状態でやっていれば避けられたはずです。
慣れが魔を呼び込んだんでしょうか。