大脱走を英語にすればLarge desertionになるんだけど映画の大脱走はGreat Escapeと表している。「大いなる逃走」といったところでなかなかセンスの良い表現だと思ったりします。
脱走劇がうちの家でも発生。一番末っ子(といっても血は繋がっていない)の0(レイ)君が脱走しました。
うちは今3匹猫が居るんだけどレイ君は水が大好き。台所、洗面台、トイレの水洗と水が流れるところには必ずやってきては水遊びをする。夏も冬も関係なし。
昨日も1階のトイレに入り込んで水洗の水で遊んでいました。猫が出てくるまでトイレのドアは開きっぱなしになるんだけどドアのあちらとこちらで猫がかくれんぼします。
そのうち外猫がトイレのドアを閉めてしまった模様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/5e/b104e8d919f780183d19e03ed7e8c426.jpg)
人間が猫で埋まることは珍しくない。
手前の子がレイ君。後ろはリッツ君。
いつもなら閉じ込められた猫が大声で鳴くので閉じ込められていることが分かるのだけど、この日は全然鳴かなかったので気が付かなかった。
夕方になってようやく猫が1匹居ないことに気が付く。探しても見つからない。トイレの中を見るとトイレの小窓の網戸が開いていた。かつてここから逃げ出した猫のタルトは帰ってきていない。
(ここから逃げたのね・・・)
とりあえずいつもの恥ずかしさ(いつもってのが情けないがうちの生き物は何度か脱走しているのでそのたび猫の名前を外で大声で叫ぶことになる。タルトにクッキーにマフィン・・・お菓子の名前を外で大声で叫ぶ大人。結構な恥ずかしさです。)
で叫ぶ。
「レイく~ん!!」
まあ効果はありません。
(まあ元気な子なので帰ってこなくてもどこでも生きて生けるわ。あの子は)
てな感じで今回はかなり諦め顔の私です。
お里に帰っていた家人が帰宅。猫が逃げたと話すとまもなく猫を探し始める。まあ無駄です。と、思ったら隣の納屋の下で発見。近くにいたのね。でも捕まえることが出来ず逃げてしまいました。
晩御飯を食べる。さすがに寒くなってきた今日この頃だけに可哀想だと思う。ので、もう一度探しに出る。さすがに夜の夜中に猫の名前を叫ぶのは近所迷惑というもの。
なので大声で何度か叫んでみた(笑)・・・が反応なし。
食いしん坊のレイ君を捕まえる最後の方法は餌で釣ること。猫のお茶碗に猫のご飯を入れて音を鳴らす。
さすがにこの音がご飯の音だと分かったようで、隣の家の敷地から白い影が現れました。
ご飯に釣られて見事に捕獲。
家を空けている間に居なくなった家族が帰ってきて家人の顔もようやく柔らかくなりましたとさ。
めでたしめでたし。・・・生き物を飼うってのは・・・やれやれですな。