煩悩あってこそ人

なんかバタバタしているうちに梅雨が明け、節電の夏に突入してます。

今年のガーデニングのやる気のなさは体力の落ち込み以上に気力の落ち込みが原因で、それに輪をかけたのが義父の死。

義父は自分で果物を剥いて食べたりしないいわゆる昔のお父さんなんだけど、なぜか私の作った桃は自分で食べてたりしていたと義母さんが言っていた。

今年も私の作った桃を食べてもらわないとなと思っていた矢先の死だった。あと２週間生きていてくれれば今年も私の桃を食べてもらえたのにと残念至極。

年を取ってくると自分が生きているのにいちいち理由が必要になってくる。人間は欲の生き物であり、食欲、物欲、性欲でも何でも良いが全ては欲であり生きていくために必要な活力となる。煩悩あってこその人間だ。

自分の作った作物を食べてもらえるってのも私にとってはガーデニングをやるささやかな理由となっていたんだよ。


今年の夏野菜。ダイソーで買ったとうもろこしの種でも結構な実が取れました
。
やる気のなかったメロンは形だけ。


いずれ冷蔵庫に入りきらずにあふれ出す桃。
木にぶら下がっている桃の袋数えるだけで１００超えるので笑うしかない。


初物なのはこのホテイアオイ。
花が咲くのは調べて知っていたんだけど実は花を見るのは初めて。



皆さんご自愛くださいませ。