エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















なページ

誤表示で済んだら警察いらんわな

2013年10月30日 13時29分25秒 | 徒然日記の50
コンプライアンス(法令順守)が叫ばれて久しい。
逆に法の抜け穴をどう利用するかが成長の手がかりなんてことがまかり通る世の中でございます。
私のようにデジタルデータを扱う仕事、1000分の1ミリの世界の仕事をしている人間にとっては0のところが1になるだけで全部がおじゃんになったりします。
昨日も
「寸法5mm間違っている!」
と大目玉。1000分の1の世界ですから5mmも間違えれば5000倍の間違いとも言えなくないか。怒られて当然です。99正しくても1つ間違えば0点の仕事は本当にしんどいです。そんな事後処理に頭を悩ませている本日です。

たかが5mmで損害賠償の心配をしなければいけない私にとってメニューに書かれている商品が提供されないなんてのは「詐欺」以外の何者でもない。「誤表示」なんて言葉遊びも甚だしい。

いわゆる大手の企業がこういうことを平気でしていることの残念さはなんと表現してよいのやら。

経団連に加盟するような大企業は概ね最終学歴の立派な人間が就職している。博士号とかMBAとかそんなのがゴロゴロしている。
現場のスタッフだって肩書きは多分立派なものだろう。調理師専門学校で免状もらった程度の人間じゃホテルで雇ってもらえないんじゃないのかね。知らんけども。

テレビで「芸能人格付けチェック」なんて番組を何年もやってるけど高給取ってる芸能人が100万のワインと2,3千円のワインがわからないのと同じで、庶民の舌には安もんのエビと高級エビの違いなんか確かに分からないさ。

本質はそういう誤魔化しを最終学歴ばかり集めた肩書き集団が庶民を舐めきって富を掠め取っていることなんだ。
リッツカールトンだったかな、外国人の取締役の会見なんかまさに日本人を舐めきってたね。食材の違いで怒るのは「日本特有の問題」とはっきり言っていた。外国の系列ホテルはもっと怖い食材とかチープな食材を使って誤魔化してるんだよと言葉の裏で言っているようなもので、会見を聞いて笑ってしまった。

「タワーリングインフェルノ」って映画で規格外の材料を使った所為で大火災に発展した。今のところ死人が出たわけじゃないけど、どこかの親御さんが言っていたようにアレルギー食品なんかで死亡事故が起きるなんてことは容易に想像できるな。

心に思うことは形に出来るし、想像できることは起こるべくして起こる。それが分からない頭脳集団でもなかろう。もう一度原点に立ち返ってみればと思う今日この頃です。

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