WHAT TO DO
when your community is targeted
以前にも紹介した“National Wind Watch(NWW全国風力発電監視団)”を少し久しぶりに見たら、かなり“must”的に“WHAT TO DO when your community is targeted”というファイルがアップロードされていた。日本語にすれば、「もし、それがあなたの地域を目標とした時にすべき事」というような意味になる。少し前には無かったと思うので、比較的最近だと思う。
一言で言えば、「あなたの地域に風車が建てられそうになったらどうすべきか」という、謂わば「風車建設阻止マニュアル」である。
全文私訳(矢田野鴉 訳)は以下のようなモノだが、お決まりで日本文について当方は一切責任を負わない。厳密さを望まれる方は、ご自分で原文を参照頂きたい。なお、フレーズ毎の番号は後の参照のために訳者によるモノである。
WHAT TO DO
when your community is targeted
すべき事
あなたの地域が目標とされたら
①うろたえないでください。あなたは一人でない。
最近では、大部分はインターネットの御陰で情報を共有することができるので、あなたは、直ちに、どこにでも風力発電施設が計画されていることや、建設計画に対して反対している組織が有ることや共有できる情報が容易に入手できることに気付くであろう。
単にマウスをクリックするだけで、私達のすべてにアクセス可能な知識が手にはいると言うことは、これらと闘わなくてはならない風力発電開発事業者にとっても、今日では明らかに不利となっている。
②風力発電施設開発のための認可プロセスには何ヶ月もかかる。その時間を、産業用風力発電に関した影響について、近隣の居住者と自治体の役人を教育するために、賢明に使いなさい。これは支援者、論説、そして通常の自治体会議でかなり安価にすることができる。風車が自宅のあまりにも近くに築かれたために、その後その人達が辿っている状況を描写している多くの入手可能なビデオの中から、その課題にピッタリのモノを見つけ出しなさい。
③一般の人たちに配付する資料は事実だけにし、脚色したモノは入れてはいけない。決して、恐怖感を煽るような戦術を使ってはいけない。何故なら格別そんなことをするまでもなく、事実を提示するだけで十分であるからである。
何故なら、多くの人々は、今の風車の現実の大きさを理解することができないので、あなたは、普通の家や他の馴染んでいる構築物と比較して、如何に商業用風車が大きいかと言うイメージを極めて印象的に描き出し、掲示板、電柱などに貼りなさい。
もし、それらが破られたりめくられたりしたら、あなたはこれらを定期的に張り替える必要があるかもしれない。またそれには、騒音、影、テレビの映り、携帯電話と緊急通信の干渉、ちらつき、交通、風景の眺め、税金、資産価値、野生生物生息地、浸食などの影響についての情報を含めなさい。