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青い森の贈り物

どんと焼き2024

こんにちは、マダム青い森です。

早いもので今日は1月7日。

お正月もおわりです。

毎年7日は諏訪神社で焼納祭が行われます。

しめ縄やお札などを燃やす儀式で、

青森ではどんど焼き、どんと焼きとも言われています。

諏訪神社では曜日に関係なく7日に行われるどんと焼き。

平日のことが多いのですが、今年は日曜日ということで、

オット青い森と一緒にでかけました。

何時からなのか確認せず行きましたが、到着したのは11時。

ちょうど焼納祭が始まる時刻でした。

すでに燃えている状態しか見たことがなかったマダム。

興味津々で神事を見守ることにしました。

境内にはお札やしめ縄などの山がすでに3つほどできていて、

中央の山に向かって、神職の方が祈りを捧げたり、

氏子さんが玉ぐしを奉納したりの儀式が続きます。

雪が降りしきる中、30分ほどの神事の後、いよいよ火がつけられます。

宮司さんがろうそくの火をしめ縄などにつけるのですが、

それだけでは火力が足らず、灯油らしき液体もまかれます。

そこからはあっという間。

一気に炎が大きくなり、周囲がにわかに暖かくなりました。

どんと焼きで燃やすのはお札やしめ縄だけではなく、

ダルマや神棚、熊手などもあります。

こんなにたくさんのモノ、本当に焼けるのかな?

なんて思いながら、火を見つめること10分ほど。

どんどん火力が強くなり、

大きかったダルマも小さくなっていきます。

冷え切った体があたたまるのはありがたいけれど、

同時に火の恐ろしさも実感します。

先日の羽田での火災も思い出され、火事への恐怖心が募る。

この1年も火事には気をつけなくちゃなぁ。。。

帰りしな、鳥居をくぐってから振りかえると、

赤い炎が一層際立って見えました。

周囲は渋滞し、参拝者はひっきりなく訪れています。

毎年のことではあるのですが、今回も気になったのは、

燃やすものを、レジ袋や段ボールにまとめて入れてきたり、

ビニール袋に入った状態で持参する人がいかに多いか!

氏子の皆さんが袋を外したり、仕分けに大忙しでした。

袋類や箱など燃やさなくてイイものもたくさんある印象です。

そもそも最近のしめ飾りはプラ製パーツがついているものがわりと多い。

実はわが家のも、笹に見立てたプラ製のパーツがついていたし、

飾りをとめるのに、金属製のピンが使われていました。

それらの部品は事前に外して、新聞紙にくるんで持参しましたが、

ほとんどの人はそのままの状態で持参しているようでした。

伝統的なお正月の飾りつけは清々しく美しいものですが、

これからは環境に負荷をかけない素材のものに統一すべきだし、

焼納祭の儀式も見直す必要があるのではないでしょうか。

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