こんにちは、マダム青い森です。
早いもので今日は1月7日。
お正月もおわりです。
毎年7日は諏訪神社で焼納祭が行われます。
しめ縄やお札などを燃やす儀式で、
青森ではどんど焼き、どんと焼きとも言われています。
諏訪神社では曜日に関係なく7日に行われるどんと焼き。
平日のことが多いのですが、今年は日曜日ということで、
オット青い森と一緒にでかけました。
何時からなのか確認せず行きましたが、到着したのは11時。
ちょうど焼納祭が始まる時刻でした。
すでに燃えている状態しか見たことがなかったマダム。
興味津々で神事を見守ることにしました。
境内にはお札やしめ縄などの山がすでに3つほどできていて、
中央の山に向かって、神職の方が祈りを捧げたり、
氏子さんが玉ぐしを奉納したりの儀式が続きます。
雪が降りしきる中、30分ほどの神事の後、いよいよ火がつけられます。
宮司さんがろうそくの火をしめ縄などにつけるのですが、
それだけでは火力が足らず、灯油らしき液体もまかれます。
そこからはあっという間。
一気に炎が大きくなり、周囲がにわかに暖かくなりました。
どんと焼きで燃やすのはお札やしめ縄だけではなく、
ダルマや神棚、熊手などもあります。
こんなにたくさんのモノ、本当に焼けるのかな?
なんて思いながら、火を見つめること10分ほど。
どんどん火力が強くなり、
大きかったダルマも小さくなっていきます。
冷え切った体があたたまるのはありがたいけれど、
同時に火の恐ろしさも実感します。
先日の羽田での火災も思い出され、火事への恐怖心が募る。
この1年も火事には気をつけなくちゃなぁ。。。
帰りしな、鳥居をくぐってから振りかえると、
赤い炎が一層際立って見えました。
周囲は渋滞し、参拝者はひっきりなく訪れています。
毎年のことではあるのですが、今回も気になったのは、
燃やすものを、レジ袋や段ボールにまとめて入れてきたり、
ビニール袋に入った状態で持参する人がいかに多いか!
氏子の皆さんが袋を外したり、仕分けに大忙しでした。
袋類や箱など燃やさなくてイイものもたくさんある印象です。
そもそも最近のしめ飾りはプラ製パーツがついているものがわりと多い。
実はわが家のも、笹に見立てたプラ製のパーツがついていたし、
飾りをとめるのに、金属製のピンが使われていました。
それらの部品は事前に外して、新聞紙にくるんで持参しましたが、
ほとんどの人はそのままの状態で持参しているようでした。
伝統的なお正月の飾りつけは清々しく美しいものですが、
これからは環境に負荷をかけない素材のものに統一すべきだし、
焼納祭の儀式も見直す必要があるのではないでしょうか。