昨日は土用の丑の日でしたが、皆さん、鰻は食べましたか?
我が家は国産鰻をちょっとだけ買って、酢の物でさっぱりいただきました!
そして・・・
マダムはかねてから行きたかった「丑湯(うしゆ)祭り」へ!
昔から土用の丑の日の丑の刻に温泉に入ると1年間健康でいられるという習わしがあり、青森市の酸ケ湯温泉では22日から「丑湯(うしゆ)祭り」が行われていました。
丑湯の風習は各地の温泉であったそうですが、今では大々的にお祭りを行う温泉地は少なくなってきているそう。
酸ヶ湯温泉では、現在も丑の日の丑の刻(午前2時!)には館内放送で入浴時刻をお知らせするなど、伝統の丑湯行事が行われています。
タイトル画像は恒例の「黒石八郎民謡ショー」の模様。
会場いっぱいのお客様が津軽の手踊りや三味線の演奏を楽しんでおりました。
後半、りんご模様のスーツ姿(ボトムは半ズボン)の八郎さんが登場すると、軽妙なトークに歌に大爆笑!
私は八ちゃんの津軽弁がところどころ聞き取れず、笑いに時差がありました(笑)。
さて、酸ヶ湯温泉といえば、昭和29年「国民保養温泉地第1号」の指定を受けた有名温泉!
実はマダムは何度もこちらをお訪ねしているものの、肝心のお湯に入ったことがなかったのでした。
しかし、今日は丑湯でもあるし、この夏を健康に乗り切るためにもここは挑戦してみようと、急きょバス旅を決行!

青森駅発のJRバス「みずうみ号」に乗車。新青森駅を経由して、岩木山展望所を通過(乗降もできます)。

途中の萱の茶屋でわずかですが、休憩時間もありました。お茶は2杯飲むのがおススメです。

旅情豊かな酸ヶ湯温泉の外観。
ところで、酸ヶ湯温泉のお風呂は「ヒバ千人風呂」といわれ、青森ヒバでできたとても大きな湯船です。
別に男女別で洗い場のある「玉の湯」もありますが、「ヒバ千人風呂」は昔から「混浴」の伝統を守っています。
もう若くもないけど、マダムは混浴にこれまで若干躊躇していました。
でも、そんな私のような女子向けに「湯あみ着」が売店で売られているとのこと。
この情報もあり、今回、やっと重い腰を上げた次第です。

これが湯あみ着(1000円)。不織布製でそのままお風呂に入れて、お湯に濡れても透けにくい! 洗って繰り返し使えます。
脱衣場は男女別で、そこから浴室に向かうと女性の方には衝立があり、その近くに「冷の湯」。
ヒバ千人風呂は洗い場がなく、あたたまるだけのお風呂ですが、まずは冷えの湯をかけて体を洗います。
早速「熱湯」に入りましたが、ここには衝立の外なので、他のマダムと恐る恐る湯船にすすみます。
熱湯というけど、熱すぎず適温でゆったり!
次に「四分六分の湯」ですが、ここは途中まで衝立があるので、その陰で入浴している人もいました。
マダムは湯あみ着着用だったので、結構リラックスして入れましたが、衝立もあるし、混浴はさほど気になりませんでした。
ちなみに、女性専用時間(午前8時~9時・午後8時~9時)もあるそうですよ。
帰り際に再び売店に行ってお土産探し。
丑湯祭りのために特別に販売されているお酒を、オット青い森のお土産に。
アートラベルのついた、数量限定の貴重品らしいです。
飲むのが楽しみです! ←お土産なのに飲む気マンマン!

せっかく湯あみ着も買ったし、今度はオット青い森も誘って、ゆっくり来ようと思いました。
皆さんもぜひ!
詳しくはこちら→ 国民保養温泉地 酸ヶ湯温泉旅館