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青い森の贈り物

映画「木樵」

時折強い風が吹く朝を迎えました。

雨が降る前兆でしょうか?

西の空をみると真っ暗な雲が広がり始めてます。

 

これから自転車で映画館に行くことから、とても気になるところ。

出発後、すぐに小粒の雨が。。。

なんとか映画館に到着しホっ〜とするやいなや、ザーっと大雨。

 

今日、鑑賞する映画は「木樵」、岐阜県飛騨地方で、木樵で生計を立てている人々のドキュメンタリー映画。

 

上映早々から大きなエンジン音を上げながらチェーンソーを使い、次々と伐木していく。とても迫力があります。

自身チェーンソーを持っているので、ワクワクしながら鑑賞しました。

 

まず、倒したい側の根元に切り口を入れ込ます。

次に反対(主に山側)にまわり切り口に向かって切り込んでいきます。

伐木の瞬間、ガリガリガリガリーと思い通りに倒れていきます。

彼らは倒木しかかると感じると瞬時に少しだけ高みに動きます。

 

その瞬間をハラハラ、ドキドキしながら観ました。

 

山から道路まで丸太を運搬するのにワイヤーを使っていました。

架線といい、一定の範囲にワイヤーを設置して、それに材木をくくりつけて運び出す方法。

私の知る限りでは、丸裸になった山肌を重機で道路をつけながら運び出していたと思います。

空中にワイヤーを張り、運び出す技術はなかなかないそうです。

山肌を荒らすことがなく自然を守ることができるということで、持続可能な林業。

 

映画の後半は、山で暮らす人々の生活が映し出されています。

祭りや、山の狩猟(猪)など、命をいただくシーンがありました。

 

最後、裸になった山に植樹をすることで、次の世代に次ぐ、そこに循環社会が生まれるのだそうです。

 

まさに、山と共に生きる生活がそこにあります。

 

SDGs、まさに次世代へ繋ぐ営みを感じるものでした。

映画館を出ると、雨は上がっていました。

どうやら、強い雨が降ったようで、至る所に大きな水溜りができていた。

 

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