こんにちは、マダム青い森です。
先日、11月3日は文化の日。
皆さんはどのようにお過ごしでしたか?
我々夫婦は久しぶりに弘前へ。
所用があったのですが、すみ次第、ちょっと観光へ。
ずっと行きたかった弘前れんが倉庫美術館です。
こちらの建物は明治期に酒造工場として建てられ、
戦後は国内初のシードル工場として使われた「吉野町煉瓦倉庫」。
その後、改修工事されて、2020年から美術館になっています。
と、聞いていたものの、なかなか行けずにいたマダム。
文化の日だし、絶好のチャンス!
9月からは2022年度秋冬プログラムを開催中です。
「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」
奈良美智展弘前 2002-2006 ドキュメント展 です!
現代美術家・奈良美智さんは弘前市出身。
彼は、美術館になる前の煉瓦倉庫で3度の展覧会を開催していています。
最初の展覧会は今回の展示のタイトルにある、
「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」。
こんな風に、煉瓦倉庫のオーナー吉井さんが奈良さんにお電話したことがきっかけ。
多くのボランティアも協力して行われた展示会は大変話題になり、
当時、函館にいたマダムも知っていたほど!
過去3度の展覧会の軌跡を資料や写真、映像で振り返る今回の企画。
弘前市民の展覧会にかける情熱が伝わる、
単なるアート展にとどまらない特別な感じがしました。
会場に入ると。。。
美術館に生まれ変わった煉瓦倉庫の空間が生かされていて、
奈良さんの世界観がとても素敵に表現されていました。
展示にはりんごの木箱を使っていて、さりげない弘前らしさもイイですね。
今回は展示を見るだけでしたが、
美術館では様々なイベントも企画しているとのこと。
次回は事前に情報をチェックして、また行きたいと思います。
弘前へお出かけの際にはぜひ!