こんにちは、マダム青い森です。
今日は「むつ湾クリーンアッププロジェクト活動発表会」へ行ってきました。
「むつ湾クリーンアッププロジェクト」は、陸奥湾沿岸の8市町村が参加する海洋ごみ削減のための取り組み。
春から各地での沿岸清掃や、調査などを行なっていました。
その事例発表や基調講演があるとのことで、オットと2人ででかけてみました。
中でも私達が注目したのは弘前大学の学生の発表です。
陸奥湾付近の8地点でのゴミの分析をしたそうで、その結果報告でした。
調査結果をふまえての提言が簡潔で興味深かったです。
今回の調査では、韓国や中国からの漂流ゴミは全体のわずか4%。
ということは、陸奥湾のゴミはほとんどが国内からのゴミです。
また今回は、ゴミ袋に収まったゴミを分析したそうですが、
実際は袋に入りきれない大型の漁具のゴミもあったそうです。
私達が日ごろやっているゴミ拾いでも、浮き球やロープをよくみかけます。
ということは、
漁業従事者こそ、もっと海洋汚染の問題に積極的に取り組む必要があるのではないか?
しかしながら、今日の会場には漁業者らしき人は全くいないように思いました。
漁師に全ての責任があるとはもちろん言いませんが、
海の恩恵を直接の利益という形で受けているのは漁業従事者です。
もっと深くこの問題にかかわるべきなのではないでしょうか?