『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」 ぎょえ~

2008年01月25日 | 映画
すっかり、バートン印と化したタイトルバック映像に期待が高まり、雰囲気も悪くない。
ところが、船に乗った青年が唄いだし、さらに白塗りのジョニデまでも唄いだし、本格ミュージカルの兆しが・・・。
歌が多めやったり、踊ったりするミュージカル映画ならなんとかなるんですが、セリフと唄がシンクロするミュージカル映画はどうにもだめです。
私としては、血がドバドバ、どんだけ死体が降ってきてもいいから、唄うのだけはやめて~って感じでした。
ブロードウェイ・ミュージカルの映画化やからしかたないかもしれんけど、音楽がダニー・エルフマンじゃないのも残念でしたわ。
でも、それより残念やったんは、『ビッグ・フィッシュ』、『チャーリーとチョコレート工場』と、自身の人間的成長(父別れ、子供授かり)を反映させた映画作りが一時ストップして、昔のバートンに戻ってしまったこと。
初期バートンも嫌いやないねんけど、子育てに一段落ついたはずのバートンパパは、今何を思ってるんやろか?と同じ育児パパとして気になっとたんやけどな~。
結局、趣味の世界って、今年から幼稚園と小学校に進学するから、映画ようけ見れるようになりそうや~って、喜んでるどこかのパパと同じやんか~。
あと、気になったんが、ジョニデの娘役を演ったジェイン・ワイズナーという新人女優、なんかめっちゃティム・バートンの好みっぽいやん。
次の作品にも出演させよったら、要注意でっせ、ヘレナママ。

余談ですが、私専属の理髪師はヨメはん(といっても単に家で刈ってもらってるだけ)なんですが、久しぶりにあのデッカイ剃刀で顔剃りしてもらいたいなぁ~という気持ちになりました。
泡つけるハケで塗ってもらうんとか、こちょば気持ちいいんですよね~。


★★1/2