『24』なら、なんだかんだ24時間かけてやりそうなことを、この映画は20分×5くらいで見せようとするなんて、うまいやんけ~と思ったのは、『バベル』のブラピ設定みたいな鶴瓶(フォレスト・ウィテカー)が出てくるとこまでやった。
たまたまスペインに立ち寄った風のおっさんが、歴史的なイベントに簡単に入場できたり(こんな人多数)、SONYの最新ビデオカメラを手に嗅覚するどく決定的なとこをプロのニュースカメラマン以上に撮りまくったり、あの体でありながら走るのが速いときたもんで、ちょっと都合よすぎなんが鼻についてもたから、この流れできたカーチェイスも『ボーン』のようなエモーシャルさを感じんかった。
でも豪華キャストといわれる中、クレジット筆頭のデニス・クエイドは良かったです。
メグ・ライアンと離婚してから、より一層の落ち目感が漂ってたんですが、そういうのも込みの役で復活感があるのが嬉しいです。
80年代復活ブームにちょっと乗れたかな?
遠隔操作とか最新兵器、自爆テロをさせてと実感なく殺しまくってたボステロリストが、自ら運転する車で少女を轢くのはイヤやと思わずハンドルを切って避けようとするとこに、あんたらも人の親やねんなぁ~と思っただけに、鶴瓶がスーパー捜査官みたいなことして助けなくてもよかったのに・・・。
あと、スペインの刑事、アホすぎ(『24』でもこんなヤツおった)。
90分でCMタイムも作り安そうなこの映画の製作は、やっぱりTV屋の人やった。
日本もハリウッドもTV屋が大きな顔しとるんでしょうな。
一応、黒澤明オマージュやそうですが、去年の終わりからTV・映画でガンガンやってる日本のリメイク群と、この後控えてるなんかトンデモないことになってそうな『隠し砦の三悪人』に比べたら、まぁ及第点でしょう。
★★1/2
たまたまスペインに立ち寄った風のおっさんが、歴史的なイベントに簡単に入場できたり(こんな人多数)、SONYの最新ビデオカメラを手に嗅覚するどく決定的なとこをプロのニュースカメラマン以上に撮りまくったり、あの体でありながら走るのが速いときたもんで、ちょっと都合よすぎなんが鼻についてもたから、この流れできたカーチェイスも『ボーン』のようなエモーシャルさを感じんかった。
でも豪華キャストといわれる中、クレジット筆頭のデニス・クエイドは良かったです。
メグ・ライアンと離婚してから、より一層の落ち目感が漂ってたんですが、そういうのも込みの役で復活感があるのが嬉しいです。
80年代復活ブームにちょっと乗れたかな?
遠隔操作とか最新兵器、自爆テロをさせてと実感なく殺しまくってたボステロリストが、自ら運転する車で少女を轢くのはイヤやと思わずハンドルを切って避けようとするとこに、あんたらも人の親やねんなぁ~と思っただけに、鶴瓶がスーパー捜査官みたいなことして助けなくてもよかったのに・・・。
あと、スペインの刑事、アホすぎ(『24』でもこんなヤツおった)。
90分でCMタイムも作り安そうなこの映画の製作は、やっぱりTV屋の人やった。
日本もハリウッドもTV屋が大きな顔しとるんでしょうな。
一応、黒澤明オマージュやそうですが、去年の終わりからTV・映画でガンガンやってる日本のリメイク群と、この後控えてるなんかトンデモないことになってそうな『隠し砦の三悪人』に比べたら、まぁ及第点でしょう。
★★1/2