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『ブッシュマン』を『コイサンマン』、“エスキモー”を“イヌイット”と言わなならん今、なぜ時代錯誤めいた人食い土人の映画みたいなもんを、アカデミー賞受賞監督が撮ってんのか?
つくづくメル・ギブソンは、人が嫌がる映像作りに快感を感じる人になったんやな~と思ったけど、監督1作目『顔のない天使』って、ヒューマン・ドラマを装いつつも、大火傷を負ったメル・ギブの顔ってどんなん?っていう興味も引かしとったから、その姿勢は一貫しとったんや。
今回の土人たちの奇妙な生活っぷり、残虐な奇祭を興味津々に見れなかったのは、「オレの先祖はどう辿ってもここに来ないから、どない描いてもええやろ!やるだけやったれ!!」っていうメル・ギブの悪意を感じ取っちゃったからなんだよね~。
でも、主人公のジャガー・パウがマン・ハント・ゲームから逃げ出すあたりから続く、『マッド・マックス』シリーズで培った疾走感の再現は、正直楽しかった(撮影は『マッド・マックス2』のディーン・セムラー)!
底なし沼には、わざと入ったんか誤って落ちたんかわからんし、カエルを利用した罠もようわからんかったけど、そんなん思う間もなく黒ヒョウ、ハチ、蛇、滝と矢継ぎ早になんやかんやおこるからテンポだけは抜群にイイ。
それに、敵ボスは、明らかに『マッドマックス2』のモヒカン野郎ヴァーノン・ウェルズやったしね!
ただ、「早く嫁と子供助けたって~」とか、「逃げろ~」って気持ちは湧かず、「どうせ助かるんでしょ!」って思ってたから、サスペンスゼロ。
水中出産も、極めて?だらけやけど、最初の方で出てくる「早く、子供を生みなさい!」とうるさい姑は、リアル!
どこの世界でも一緒でんな~。
姑、うざい!
★★1/2
つくづくメル・ギブソンは、人が嫌がる映像作りに快感を感じる人になったんやな~と思ったけど、監督1作目『顔のない天使』って、ヒューマン・ドラマを装いつつも、大火傷を負ったメル・ギブの顔ってどんなん?っていう興味も引かしとったから、その姿勢は一貫しとったんや。
今回の土人たちの奇妙な生活っぷり、残虐な奇祭を興味津々に見れなかったのは、「オレの先祖はどう辿ってもここに来ないから、どない描いてもええやろ!やるだけやったれ!!」っていうメル・ギブの悪意を感じ取っちゃったからなんだよね~。
でも、主人公のジャガー・パウがマン・ハント・ゲームから逃げ出すあたりから続く、『マッド・マックス』シリーズで培った疾走感の再現は、正直楽しかった(撮影は『マッド・マックス2』のディーン・セムラー)!
底なし沼には、わざと入ったんか誤って落ちたんかわからんし、カエルを利用した罠もようわからんかったけど、そんなん思う間もなく黒ヒョウ、ハチ、蛇、滝と矢継ぎ早になんやかんやおこるからテンポだけは抜群にイイ。
それに、敵ボスは、明らかに『マッドマックス2』のモヒカン野郎ヴァーノン・ウェルズやったしね!
ただ、「早く嫁と子供助けたって~」とか、「逃げろ~」って気持ちは湧かず、「どうせ助かるんでしょ!」って思ってたから、サスペンスゼロ。
水中出産も、極めて?だらけやけど、最初の方で出てくる「早く、子供を生みなさい!」とうるさい姑は、リアル!
どこの世界でも一緒でんな~。
姑、うざい!
★★1/2
TBコメント、ありがとうございますーいまひとつでしたか??
わたしは楽しめちゃいました♪
メルの作品はなんだかんだいってもエンタテイメント性あると思うんですヨね
でも・・・なんか主人公が自己チュー過ぎたのも気になったり。
あとは、残った子供たちの今後も気になったり。
ロナウジーニョが助けてあげればよかったのにー
>姑、うざい!
この一言を感想の最後に持ってこられたということは、なにかご自分の経験上感じることが多々あるとか?(笑)
確かにねぇ、ウザイものですよね、姑って。
私もいつか姑になる日がくるでしょうから、反面教師にしないと・・・。
『マッドマックス 4.0』っていうサブタイトル、サイコーです!
俳優が監督すると、ちょっと賢いとこ見せたろって人が多いのに、メル・ギブはエンタ路線で行ってますよね~。
さっさと、アカデミー賞もろたから、好きなことやってんのかしら?
その辺がもったいなかったかな~。
残った子供は、族長だから、たぶん育ててると思います。
勝手に「もう、この花、終わり」って、抜くなよ~!
ってことは、あったけど、まぁ「嫁姑マンガ」とか上沼恵美子の嫁姑ネタなんかからしたら、全然マシで、いい姑やと思いますわ。
こっちが好きにならんと、向こうも好いてくれんやろしね~。
そろそろ違う路線に行った方が良いんじゃないかなあという気がしますが、たぶんまた痛いのを撮るんでしょうね。
「痛いの」はライフワークなんですね・・・。
実はスプラッタホラー映画撮りたかったりして?