
「我が谷は緑なりき」や「遠い空の向こうに」「天空の城 ラピュタ」にでてくるような炭鉱町のイイ男は一切でてきません!
主に英国方面でイイ話を紡いできた炭鉱町、実際はこんな話の方が多いんでしょうな~。
この映画のポスター、戦場に佇む女性の顔アップといった趣きですが、鉱山労働者の田舎町は、まさに女性労働者にとって戦場そのもの!
こんな職場、男の私でも勘弁願いたいわ!
「子供のためならなんでもできる!」と口では簡単に言えるけど、実際になかなか行動できないことをやってのけてきた母:シャーリーズ・セロンが、育てた二人の子は実によく育ってます。
ホッケー会場であったあんな事の後も、裁判所であったあんな事の後でも、絶対自分の子なら道をはずさない、私の元に帰ってくるという、確たる絆があったんでしょうな。
よく関わってきた証拠です。
給料で真っ先に買ったのは、決して安い物ではないアイスホッケー用のシューズに、大型のトランポリン。まず、あんたらの物。
「普通のお母さんなら家にいる」と言ってたけど、普通のお母さんは、旦那に殴られて顔にキズなんかつけたりしないよ。
というようなことは、子供の時にはわからんやろな~。
君が親になった時に、しみじみ母の偉大さを感じなさい。
自分を「片キン」と言ってしまえるショーン・ビーンがステキです。
家出した少年が隠れてたんだけど、その子に、
「コラ!人ン家、勝手に入って!
汚い手で大事な時計触るな!!」
なんて、言うことなく、
「お前の、お母んは~」なんて言ってのけるのは、ひとえに、これまたいい嫁さん:フランシス・マクドーマンドのおかげかもしれない。
そんな親友で恩人に対して勢いとはいえ
「子供のいないあなたに言われたくないわ!」
コレは言っちゃいかん言葉でしょう。
この言葉がきっかけで、病気が発病したと思えてしかたありません。
それにしても、「憎むべきあいつの子」が、「私だけの子」になったという気持ちが持続して育ててきたと言うのには、ほとほと感心します。
ふとした瞬間に、「あっ、ココ、ヨメさんのイヤなとこ、そっくり!」と娘に思ってしまいますもん。
★★★
主に英国方面でイイ話を紡いできた炭鉱町、実際はこんな話の方が多いんでしょうな~。
この映画のポスター、戦場に佇む女性の顔アップといった趣きですが、鉱山労働者の田舎町は、まさに女性労働者にとって戦場そのもの!
こんな職場、男の私でも勘弁願いたいわ!
「子供のためならなんでもできる!」と口では簡単に言えるけど、実際になかなか行動できないことをやってのけてきた母:シャーリーズ・セロンが、育てた二人の子は実によく育ってます。
ホッケー会場であったあんな事の後も、裁判所であったあんな事の後でも、絶対自分の子なら道をはずさない、私の元に帰ってくるという、確たる絆があったんでしょうな。
よく関わってきた証拠です。
給料で真っ先に買ったのは、決して安い物ではないアイスホッケー用のシューズに、大型のトランポリン。まず、あんたらの物。
「普通のお母さんなら家にいる」と言ってたけど、普通のお母さんは、旦那に殴られて顔にキズなんかつけたりしないよ。
というようなことは、子供の時にはわからんやろな~。
君が親になった時に、しみじみ母の偉大さを感じなさい。
自分を「片キン」と言ってしまえるショーン・ビーンがステキです。
家出した少年が隠れてたんだけど、その子に、
「コラ!人ン家、勝手に入って!
汚い手で大事な時計触るな!!」
なんて、言うことなく、
「お前の、お母んは~」なんて言ってのけるのは、ひとえに、これまたいい嫁さん:フランシス・マクドーマンドのおかげかもしれない。
そんな親友で恩人に対して勢いとはいえ
「子供のいないあなたに言われたくないわ!」
コレは言っちゃいかん言葉でしょう。
この言葉がきっかけで、病気が発病したと思えてしかたありません。
それにしても、「憎むべきあいつの子」が、「私だけの子」になったという気持ちが持続して育ててきたと言うのには、ほとほと感心します。
ふとした瞬間に、「あっ、ココ、ヨメさんのイヤなとこ、そっくり!」と娘に思ってしまいますもん。
★★★
近頃ヒールイメージしか定着していなかっただけに、本作でのショーン・ビーンはイイオヤジっぷりが発揮されて、ちょっと新鮮味があって良かったです♪
ただでさえ鉱山の駄男達は見ていて、嫌~な感じたっぷりだったので、これでショーンが善人じゃなかったらと思うと・・・(^^;)
年間ベストテンの際はお世話になりました。
ジョージーがグローリーに「子供のいないあなたに言われたくないわ!」と言った時には「あちゃ~~」って思ってしまいました。
アレは禁句ですよね。
あれをきっかけに病気が悪化したのは確かに思えました。
グローリーがあの会社で組合員として地位を勝ち取ってきた、その過程や苦労を思うとあの最後は本当に気の毒になってしまいます(涙)
その上で、暴言を許しているフランシス・マクドーマンドは、やっぱり素敵な女性です。
こういう所で母親って強い!!ってとにかく思います。
実際あんな職場だったら男性も嫌でしょうね。
悪くない男性も敵扱いですしそういうことするやつがいるだけでムカムカするでしょう!
でも中には出来た男もいるんですよね~
それが救いです。
私はサンドイッチのお母さんと、勇気を出したお父さんに泣けました。
やっぱり・・・。
私も引っかかっていました。
禁句を発したセロンを最後には許したけれど、しばらくはこだわっていましたものね。
TBに感謝です。
実はこのシーンを見てこの映画、見に行くことを決めたんです~。