モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

シロタエイロウミウシ

2008年10月27日 | ウミウシ
学名: Glossodoris pallida
 
 
 八丈島でよく見かけるウミウシで体長は30mm 前後。このウミウシ、根なのどの岩盤を移動中のものを見かけることもありますが、一番多く見かけるのは砂地ではないかと思われます。砂地といっても何もない砂地のだだっ広いところにポツリといるのではなく、海藻や海綿などが集まるゴミだまりのよなところにいます。そこで何をやっているのかというと、岩から千切れた海綿を食べているようです。それも1個の海綿に2~3個体群がっています。同じイロウミウシ属(Glossodoris )のキャラメルウミウシも同じ砂地のゴミだまりで確認できますが、1個の海綿に数個体が群がっているというのをまだ目にしたことがありません。シロタエイロウミウシが餌としている海綿が少ないため、このような現象になってしまうのでしょうか?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アヤムネスジタマムシ | トップ | イボヤギミノウミウシ属の仲間 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウミウシ」カテゴリの最新記事