学名: Sarda orientalis
漢字で書くと歯鰹、和名の通りに歯が鋭く、体長:1mに達するサバ科ハガツオ属の魚です。水温が低下する冬季などの日没後に、浅場のプランクトン等を捕食するため浮上してくるサバやイワシなどを狙うフィッシュ・イーターです。低水温時のハガツオは脂も乗って大変美味しいのでありますが、残念ながら身持ちが悪いため市場にはあまり出回らないようです。また、八丈島では姿から想像する以上に美味しく、「キツネに騙されたようだ」(八丈島に狐は生息しておりませんが…)ということから、キツネの地方名で親しまれています。ちなみに同じ伊豆七島の神津島での地方名はウナギガツオです。神津島で言うところのウナギとはウツボのことで、歯が鋭いところから、この名がついたようです。
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