今年も相変わらず気温の高い日が多いようです。当然と言えば当然なのでしょうが、海水温の上昇も深刻化して、その影響が顕著になっているようです。
鮭やサンマなどの重要産業種の不漁に加えサバも不漁とのこと。八丈島近海でもゴマサバが多く生息しておりましたが、全く姿を見なくなってしまいました。
危惧されるのは魚類だけではなく海藻も然り。八丈島でも天草を全く見なくなってしまいました。今年は気仙沼で海水温が平年よりも3℃上昇してしまい、養殖ワカメが商品にならなくなってしまっているようです。
海藻が無くなってしまうと、それを餌とする貝類も当然影響を受けてきます。八丈島でも天草が無くなってしまったため、トコブシなどの貝類が激減しています。原因は不明ですが北海道ではホタテガイの稚貝の大量死が問題になっているようです。また、貝類ではないですがウニが大繁殖し海藻を食べつくしてしまい、磯焼けが問題になっている地域もあるようです。
コロナウイルスのパンデミックの原因は、人間の行動範囲が広がったことによるものが起因しているのかも知れませんが、日本各地で養鶏場を襲っている鳥インフルエンザウイルスはどうでしょうか? もしかすると温暖化による野鳥の行動範囲の拡大が起因しているのかも知れません。先日、千葉県の砂浜に打ち上げられたイルカは鳥インフルエンザに感染していた可能性があるとのこと。それが真実ならば、イルカを救助していた人達は濃厚接触者となってしまいます。このようなことから新たなパンデミックが始まるのかも知れません。まさかイルカが鳥インフルエンザに感染しているとは思わないですよね。危機的な状況下にある野生動物を目の当たりにして、救助しようとするのは至極当然なことなのかも知れませんが、野生動物との接触には細心の注意が必要ってことのようです。
世界各地で多発している巨大地震、温暖化も一要因ではないかと思えるようにもなってきました。気温と海水温が上昇して地表のプレートを温めてしまい、それによりプレートが膨張し巨大地震を生じさせる歪が溜まり易くなっているのではないだろうか? …そんなことはあり得ないでしょうけど。
様々な異常現象などが同時多発的に発生して混乱してしまいがちですが、それぞれを原因まで辿って行くと行きつくところは同じところなのかも知れませんよ。既に温暖化による大暴走が始まってしまい、それを止めることは…。
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