朝焼けに洋上の雲が染められて綺麗な景色となっていますが、台風10号の影響で大きなウネリが打寄せ海は時化ています。
海面水温の極端な高温が続く現象を“海洋熱波”と云い、この現象が日本の周辺海域で発生しているそうです。
八丈島でも年間の最高水温は過去の記録を上回る数値とはなっていないものの、冬期の水温があまり低下しなくなったことや冷水塊の影響を受けなくなったことにより、年間の平均水温が上昇しているといった感じで海洋熱波現象を実感できます。
海洋熱波は大量の水蒸気を発生させ更なる温室効果や、台風へのエネルギー供給源などにもなっているとのことです。また、長期に渡る海水温の上昇は海洋生物などにも深刻な影響を与えてしまっているようです。甚大な被害を及ぼす自然災害の途方もない熱エネルギー源となってしまっている日本周辺海域、今後、起こるであろう自然災害のことを考えると恐ろしくなってきますよ。
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