言葉つかい

2005年11月25日 | Weblog
ある時期、僕は接客業をしていたので、
接客に対していろんな価値観を持っていた。
まぁ僕らのスタイルはお客様を楽しませる方向でのモノで、
お客様が笑ったらOK!そんな感じだった。
それがある時期から店長の勧めで
高級感のある接客に変えていきたいという事になった。
高級感のある接客ってなんだぁ?
よくわからんぞ~?
っと思ったものだ。
最近になってそれが少しずつ分かってきた気がする。
多分基本は言葉つかいにあるのではないかと思う。職業柄そういうのを気にするようになったのかもしれないし、そんなに若くない年になったせいもあるかもしれない。
例えばこないだ役所に戸籍を取りに行ったとき、丁寧な言葉で話していた人が、
僕が独身であるとわかるといなやタメ口で話し始めた。
いや別に構わないのだが接客業としてそれはいかがなモノかと思わずにはいられなかった。
そういう事ってわりとよくあって、さっき歯医者に予約の時間より少し遅れるという電話を入れた時も「別にいいですよ」とかえってきた。別にいいのだが、構わないです、とかなんか言い方あるんじゃないかと思った。
生徒には極力、敬語を使わせるようにしている。なぜって彼らはそれがあまりにも使えないのだ。
別にナメてるわけでは無いのだが(まぁナメてる場合もあるが)、それは結構恥ずかしい事なのかと思う。
高級感まで出さなくてもいいが
相手に不快感をあたえないように話せたらいいなと思う。
それはもちろん敬語だけの問題でもなく、
語調や顔の表情だったりするのだろうが、
言葉つかいが気配りの第一歩になるんじゃないかと思うのだ。