この試合別に負けてもえぇわ、なんて思わせはしない。

2006年03月25日 | Weblog
俺は負けてもえぇやなんて思いもしなかったし、
そんな練習をしてきたつもりもなかった。
そして、何人かの人がそう思った事に、
気付いてもいなかったし、
気付きたくもなかったんだろうと思う。

だって、そんなの認めちゃったら、
自分等、今まで何してきたんだろう?って、思わね~か?
でも大体気付いてはいたんだよな、多分、認めたくねーだけで、
本当に絶望したから、次のステージに上がろうとはしなかった。
みんなが当然自分たちは負けるべくして負けたと納得し、
今後、一緒に野球が出来なることを寂しいと思わなかったから
涙の1つも出なかった。
5-0だったと思う。

十年経った今、その事を知った僕は非常に愕然とし、
軽く怒りすら感じているけれど、
当時、その状況(なにか悶々としている状況)を何とかするために
自分は力を尽くす事が出来なかったんだから、
俺も何も言えやしない。
むしろそこから自分も逃げ出したいとすら思っていた。

でも今ハッキリとした、それが知れて良かったよ。
今、僕は自分自身の後悔を晴らすため、
日々彼らに怒り狂っている理由がようやく分かり始めた。
これで心置きなく彼らにブチ切れれます。

今後誰にも、
「この試合、別に負けてもえぇわ」
なんて思わせはしない。

これもひとつのWBCがもたらした産物。