螺旋階段を昇って行くといつまでたっても
たどり着かないものだから
ふと、あるネジを締めたときのことを思い出します。
右に回せば締まるはずだが
さっきからいっこうに入っていかぬから
これはきっと左に回すものだと
やってみたところで、やはり入らず
やれ右だ、やれ左だを繰り返す。
すると、この螺旋階段も
本当に昇っているのか疑わしくなってまいりました。
ならば向きを変えてみるかと思いをめぐらしてみたり
そもそも、何を以って今、昇っているなどと言えようか
必死に降りている可能性も否定できない
と考えられてなりません。
ネジの場合は大概の場合、右に回そうが左に回そうが
ネジ穴が馬鹿になっていてどちらにも進んでないものです。
昇っているのか降りているのかならまだしも、
どちらかに進んでいるかどうかさえ怪しいものです。
そういうことに、
気付いてないフリをする術を身につけました
ぼくもわたしも
たどり着かないものだから
ふと、あるネジを締めたときのことを思い出します。
右に回せば締まるはずだが
さっきからいっこうに入っていかぬから
これはきっと左に回すものだと
やってみたところで、やはり入らず
やれ右だ、やれ左だを繰り返す。
すると、この螺旋階段も
本当に昇っているのか疑わしくなってまいりました。
ならば向きを変えてみるかと思いをめぐらしてみたり
そもそも、何を以って今、昇っているなどと言えようか
必死に降りている可能性も否定できない
と考えられてなりません。
ネジの場合は大概の場合、右に回そうが左に回そうが
ネジ穴が馬鹿になっていてどちらにも進んでないものです。
昇っているのか降りているのかならまだしも、
どちらかに進んでいるかどうかさえ怪しいものです。
そういうことに、
気付いてないフリをする術を身につけました
ぼくもわたしも