ハイポジとノーマルの違い

2007年09月29日 | Weblog
スタジオでの練習を記録するのには
我々はいまだにカセットテープを使っている
アナログ集団ボブラヂヲです。

しかし、ときによって録音された素材が
妙に汚い音になるときがあります。

マイキングの場所が悪いのかなぁとか思っていましたが、
どうも、音が汚くなるときはいつも
ハイポジのテープを使ったときだと気付きました。

いやでもハイポジだぜ?
音は良いに決まってるじゃん!!

カセットには問題ないのでは?でも、結果はハッキリと出ています。
俺のハイポジ信仰(別にこだわりはないけど)はどうなる?


今日調べてみました所、
どうやらハイポジ信仰は間違いである事が分かったのです。

そういえば、もう一つメタルテープってのもありましたね(もう今は売られてないみたいだけど)



以下は、TDKサービスステーションの言葉だ!こころして読もう!!

「ハイポジ、メタルが良い音というのは間違いですよ。
それぞれに対応したデッキで録音・再生しないと意味がないんです。
ハイポジのことを『typeII』と呼ぶのですが、
ちゃんと“TypeII対応”と書かれたデッキで録音・再生しないと、
良い音は出ませんよ。
ヘッドにかかるバイアス(電圧)が異なるし、
イコライザー(再生時の周波数を補正するもの)も異なるので、
逆に音が汚くなってしまいますよ。」
(livedoorニュースから引用)


(・_・)エッ.........?

全く別ものなのかよ・・・。

がっちょ~ん





素材の面での違いは、フィルムに塗布する磁性粉がそもそも違い、
ノーマルには酸化鉄Fe2O3(サビた鉄)、
ハイポジには二酸化クロムCrO2、
メタルには純鉄が被着された磁性粉が塗布してあるそうです。


(・_・)エッ.........?

全く別ものなのかよ・・・。

がっちょ~ん


しかも、正しいデッキで再生してもハイポジは高音特性が良いだけで、
低音に関しては苦手らしいです。
けっしてハイポジのほうがノーマルより音が良いわけではないのだ。
確かに我々が取った音も、高音成分のノイズがめちゃくちゃ多い。

ちなみに現在発売されているデッキもテレコも、
ほとんどがノーマル専用とのことです。

めっちゃくちゃ納得・・・。
やられた。

みんな!ノーマルを買おう!!
アブノーマルは駄目だよ!!


(・_・)エッ.........?

カセットテープなんてもう使ってないって・・・。

がっちょ~ん