
一本として同じ木はないんだなぁ。
僕ら人間も、一人として同じではないんだよね。
一卵性の双子だって、顔がそっくりだって、全く何もかも同じってことないし
道端に落ちてる石ころだって、同じように観えて、同じでない。
完璧な人なんて一人もいないし、欠けているからこそ個性も生まれるのだろうな。
と思うと、
僕らの存在って、ものすごーく
貴きものなのかな。
月は満ちて欠けて満ちて…を繰り返すけど
それは光と影の影響であって、そこに月は、いつでもどんな時でも、まん丸な姿でそこに在る。
僕らは月の様なもので、雲が垂れ込めても、雲の上ではいつでも太陽は輝いている空の中で
太陽の光を受けながら
満ちたり欠けたり、光と影をそれぞれに描きながら静かに浮かんでいる。
本質や真実は丸い月のように普遍で不変である。
でも、光と影は動き流れて移り、観る目、角度、状況によって見え方はさまざまで、それこそが魅力。
欠けていたって、ダイジョウブなのだ。
(ってどこかできいたような)
窓から見上げたら、月が浮かんでいて、何となくそんなこと頭のなかにも浮かんできた。
欠けてるのも魅力、満ちているのも魅力
一人として同じ人はいないから、一日一日を、一瞬一瞬を、同じ時代の、同じ時間軸を
月や太陽のように
手を取り合って歩いて行けたら、恐れる物はないように思えたりもします。
そんな心がホッとする初夏の月です。
*被災地、東北、東日本、日本中、大事な物って何かを一番に思いながら
一緒にがんばっていけたらいいね