キャンバス

６月２５日、水曜日。
もうすぐ正午。

今日も晴れ。
風は、梅雨とは思えないような爽やかな風が吹く。
夏の雲が浮かんでいる。

今年の梅雨は、いつもより
例年より
爽やかな風が吹いている気がする。(雨の日以外は)
いつもこんなだったっけかな？


Ｗ杯、日本ＶＳコロンビア戦
残念でした。(T_T)

インタビューに答える選手の言葉は噛み締めるようで
彼らの心情が言葉数は多くなくても
滲み出ていたように思えた。

僕なんかが想像するよりもっともっと、ずうっと
悔しいのだろうな。
テレビの前で応援するだけの僕らの知らない姿や気持ちが
あるのだと思ったら
気付けば、
『お疲れ様でした』の拍手をしていた。(こっそり)

４年後がある、８年後、１２年後があるし
更に、その先がずっとある。

多分、きっと
４年後も８年後も１２年後も
更に、その先も応援するのだろうから
みんなが笑う時は、またのお楽しみだ。

未来はいつも
真っ白で、どう描くのか
自由なのだって。
だから、みんな共通の、
お楽しみだ。

爽やかな風は
そんなことを言ってる気がする。
だって、梅雨って、
いつもこんなだったっけかな？











過去も未来も今ここにはないから
どんな景色か分からないここにあるのは
今、この瞬間だけ

目指すべき場所は
鮮明でも
何となくでもいいから
分かっているなら

向かっていくチカラが
生まれながらに備わっていると
父や母が、そのまた父や母たちが言っていた

僕らは毎日
生まれ変わって、今日も風を感じて
人や物を思う生き物だから

みんなで一緒に笑う時が来る
いつか

って、風がそう言っている