ボタン

９月１５日、月曜日。
午前７時前。
晴れ。

鰯雲というのかな？
空にいっぱい浮かんでいます。
雲の上から見たら、モコモコした雲の絨毯のようなのだろうなぁ。


今日は、敬老の日。
『国民の祝日の一つで、老人を敬い、その長生きを祝う日』
なのだって。＾＾

酸いも甘いも、たくさん経験して今日まで生きてきた方々。
昔は、今より色んなことが不便だっただろうし
行きたくても学校へ行けなかったりとかあっただろうし
明治、大正、昭和、平成と
四つもの時代を見てきたお年寄り…
激動な時代を、世の移り変わりを色んな思いで
見てきたのでしょうね？

『さんしゅのじんぎ』
…でしたっけ？
『テレビ』『冷蔵庫』『洗濯機』
…だったかな？(違っていたら、すみません)


今ではあって当たり前なそれらは
一ファミリーに一台だけではなく、
何台もあったりするものもあります。
車は、『さんしゅのじんぎ』には入っていないけど
一人ずつ持っている家もあったりしますよね？(←すごいなぁ)

平成の『さんしゅのじんぎ』は、何だろう？
僕の想像では…
『パソコン』
『乾燥機』(洗濯機＆食器)
『スマートホン』
…かな？

いや、それとも
『自動掃除機』(あの丸いの)
『テレビ電話』(スカイプなど)
『デジカメ』
…とかかな？？

僕が知らないだけで
現代の、最新の『さんしゅのじんぎ２０１４』が
あるのかもしれませんね？


昔の人は、やっぱりスゴイ。
どんなに遠いところへも
何日もかけて歩いていくのだから、
とってもスゴイ。

洗濯も、冷たい水で手洗い
ご飯つくる時も、お風呂に入る時も火を焚く。
火が消えないように側についていて
火加減をみながら、お湯加減を伺いながら
フーフーしたりする。

『油断できない』という言葉は
もしかして、昔の人が
火が消えてしまわないように、油がなくならないように
気を付けていたところから…なのかな？
ということは、火のためにどんなに気を使っていたかが
想像されるね？（←違っていたら、本当にすみません）


お風呂でいえば昔の人は
温度調節もボタン一つでできるわけでもなく…ご苦労様です。
掃除も、お茶殻を撒いて
箒で掃いていくのだからスゴイなぁ。

遠くに行くには、今や
車や新幹線や飛行機でひとっとび。

病気になった時も、どの医療機関へ行くか選べる時代
昔は諦めなければいけなかった命も、今は諦めずにいられる。
小さく生まれた命も生きられたり、
ありがたいことです。

姉①は、ちょっと小さく生まれて
ミルクを２０ｃｃも飲んだか飲まないかの保育器に入った赤ちゃんだったらしいですから
今の時代に生まれて良かったね…と
その話が出る度に言います。

ちなみに、姉②と僕は姉①とみんな同じ産院で生まれたけど
全く心配なしだったそうです。
これもまた、ありがたいことです。


さすがに、遠くまで何日もかけて歩いていったのは
江戸時代とか、昔すぎるだろうけど…f^_^;

こう考えていると、昔の人は偉いなと、つくづく思います。
世の中、便利になったものだなぁ。

それにしても
最新の『さんしゅのじんぎ』って
何だろう？























『ボタン』

便利になったがゆえに
失ったものがあるような

ボタン一つですぐできちゃう
お金払ったら色んな物買えちゃう

そんな気がしたけど
僕も便利な世の中を享受して
欠伸しながらボタンを押す一人

時間短縮できた間に何をする？
ボタン押した後の隙間、合間に

なにを見つめていようか
綺麗なもの
美しいものが通りすぎる
その一瞬を見逃さないために