秋風

９月２４日、水曜日。
午前１０時半。
曇り。
びっしりと隙間なく空を雲が覆っている。
これは今にも降りだしそうな気配…。

涼しいし、今日は
一枚多く羽織れるものが要りますね？

そして、台風が近付いているということで
色々諸々、気をつけていて下さいね。


カレンダーを見ると、今日は
『社日』とありました。
しゃじつ？しゃにち？…と、読み方さえ知らなかったので、ちょっと調べてみたら
『しゃにち』といって
『春秋の鎮守祭』ということでした。


春秋時代ってあったな…と、ふと思いました。
論語の中とか三国志とか
中国の本に載っていたような気がします。
綺麗な時代名ですね？


一年中、春も夏も秋も冬も、好きですけど
春や秋は、どちらもすごしやすくて良いですね。
風が湿気がなく爽やかです。

食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋
それに加え
風の秋もあっても良いような気もしたりして
それっくらい、風が気持ち良いです。

一日、緑いっぱいな静かなところで
秋風に吹かれていられたらな
気持ち良いだろうなぁ。

毎日の疲れをとるには
温かいお風呂と
音楽や絵画や、その他諸々のアートや
人の笑顔
そして、緑いっぱいのばしょかな？


この間の田圃、気持ち良かったなぁ。
風が渡っていって、稲を揺らして
まるで海のように波打って

普段見ることのない風が
ああいう時は目に見えるようなのです。
思い出すと、癒されます。^^

草花と一緒。やっぱり人は
自然から生まれた
自然の一部なのだなと、思えます。




















『秋風』

秋風に乗って燕が舞う
稲を優しく撫でていくように波打つから
秋風は、やわらかいのだと教えてくれた

秋風に流れ空を舞う
鳥たちの声は気高く軽やかに響くから
この季節も、透き通っているのだと
歌ってくれた

視角も聴覚も
嗅覚も味覚も
触覚も
あともうひとつ
もしかしたら、もうひとつ

秋風
歌ってくれた
もうひとつの心で
僕ら
受けとりたい
もうひとつの感覚で