赤い風船

１０月３日、土曜日。
午前４時０７分。
星空。


真夜中、窓からの景色をみたら
満月ほどではないだろうけど、月灯りで外が明るかったので
外へちょっとだけ出てみました。


澄んだ星空は
もうすっかり秋の夜空でした。
小さな星まで鮮明に映すくらいの
澄んだ星空でした。


あんまり綺麗だから
思わず心も解放されたように
澄んだ星空に
全てを委ねていたいなんて思ってしまうのでした。


秋桜は
月や星座達が生きるばしょを見上げながら
夜も
可愛らしく咲いていていました。
月灯りの中の秋桜です。


真夜中で誰もいなくて
深々と夜があるのだけど
深い分
とんでもなく綺麗な星空は
高く高く、思えるのでした。


とはいえ…静けさの中に聴こえてきたのは
バイクの音。
新聞配達のおじさんが
あっちこっちと忙しそうに走り回っているのでした。


もし
１人、ボ～っと
星空を見上げていた僕を目撃してしまっていたら
新聞配達のおじさんには申し訳なかったなぁ。
真夜中に、不気味だもんね、きっとね。(;´д｀)



本当に綺麗だったなぁ。
オリオン座の中の細かい小さな星も
ばっちり鮮明に輝いていて
カシオペアも船のような三角形も
一際明るい星も
兎も


みんな綺麗だったなぁ。
もちろん
月も
静かに輝いて美しかったです。


あの星達が輝いているのも
太陽のおかげですね。
僕ら私達や生き物達、植物が生きていられるのも
太陽のおかげですもんね。^^



今日は、今日も快晴です。
週末、みんな秋の行楽やお出かけ、旅になどいくのでしょうか？
お祭りのところもあるかもしれませんね。
秋祭り、楽しそうだなぁ。(僕は仕事だなぁ)
秋だなぁ。


良い週末を！













『赤い風船』

神社へ向かう道
灯る提灯

父と手を繋ぎ
もう片方の手に握っていた
赤い風船
高い高い星空に
消えていった

何故
手を
離してしまったのだろう

今頃
あの星座の片隅で
星達とお喋りしているのかもね

あの綺麗な
星空の中で
あの夜のように
父の隣
フワフワと輝いて







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