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from Shizuoka/name is "slide"

太陽の時間

2015-10-14 | Weblog
10月14日、水曜日。
午前9時42分。
晴れ。


暖かいです。
今、いつも居眠りをするソファに座って
すぐ隣に窓があるのだけど
ポカポカしています。


白いカーテンの向こうには太陽がいて
カーテンは光のカーテンのようになっています。
緩い風がカーテンを
フンワリフンワリと
ゆっくりと膨らませています。


夏の間、絨毯ではなく
薄い畳の敷物をを敷いているのだけど
太陽光が映って少し眩しいです。
洋間だけオンボロな畳敷きです。
和が好きです。


カーテン越しに
太陽や光や風の暖かさを感じて
思わず『ふぅ~』と深呼吸です。


こんな僕でもやっぱり
日頃、時計の針と追いかけっこして
負けてばっかりの毎日ですから
こんなゆるゆるでポカポカな時間と空間は
ホッとしまくってしまいます。


深く息を吸うと
あたたかい日向の空気が気道を通り
肺に到達して
体の中に心の中に
太陽の、日向の、ポカポカの
心地好い優しさで満たされるようです。


そんなひとときです。
ありがたいです。
太陽、その他のものに
当たり前のようで奇跡なものに
ありがとうです。



今日は、7時ぐらいには起きていたのだけど
朝ごはんは食べたけど
洗顔歯磨きも済ませたけど
朝のドラマもしっかり観たけど
まだ、朝日のシャワーをしていないので
もう少ししたらシャワーにいきます。


今は、来客中なので
僕は、ここでのんびりさせて頂いています。
帰られたら
シャワーにいってから
今日1日を始めようと思います。



それにしても、暖かい。
窓を開けていると
ほんのりと
日向の匂いというのかな、
『お日さまの匂い』が
土や、草や、ランタナの花や、芝生、石、緩い風
などなど…


色んなものに降り注いで
太陽の光がそれらに当たって生まれた
またちがう
『お日さまと色んなもの達の匂い』
となって


窓のそばで
のんびりだらしなく座っている僕の
鼻先まで届きます。
良い匂いです。


お日さまの匂いは
おばあちゃんのような
お母さんのような
カラカラと明るく笑う女性のような匂いがします。


ニッコリ笑った
笑顔の匂いですね。
やっぱり、太陽は女性のようです。
女性は、太陽のようです。


丸井お顔で笑っていた
おばあちゃん。
おばあちゃん、そのものです。^^



女性は、太陽のように
あらゆるもを
万物を
その光で照らすような存在であってほしい。


思わず、『ふぅ~』とか『ほぉ~』とか
安堵のため息が出てしまうような
あたたかい光を生んでいてほしい、と
窓辺で温まりながら思います。


日だまりで咲く花のあの輝きは
小さく見えるかもしれないけど
どんなに大きな光か
どんなに大きな愛かに
気付くと、
心の中にも花がポッ…と
火が灯ったように咲くのでしょうね。



あ、お客さんが帰られたらようです。
お母さんが隣に座って、新聞を広げています。
おばあちゃんの様子を見てから、シャワーにいきます。


やれやれ、やっと
1日が始まります。(な気分です)
それにしても、あたたかいなぁ。

良い日を!












『太陽の時間』

冷たくなっている頬があったら
あたたかな手で
包んで

落としている肩があったら
あたたかな腕で
抱き寄せて

歩き疲れた人がいたら
あたたかな日向に
丸いテーブルを置いて
一輪の花

窓辺のポカポカが
教えてくれる
時計の針のない
太陽の時間







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