
10月23日、金曜日。
午前11時31分。
晴れ。
薄い雲がベールのように広がっています。
雲の向こう側には、水色の空が見えます。
烏がお喋りしている声が聴こえてきます。
飛行機が飛んでいく音も
ゴォーと、聴こえます。
烏さんは、何をお喋りしているかな?
ずっと烏が仲間同士で
カァカァと言っています。
何があったのかな?
気になってしまう、へんな人な僕です。
生き物達の仕草や行動は
気になってしまいます。
そんなに急いで何処に行くのかな?(蟻)…とか
その行列の先には、何が?(蟻)…とか
目をつぶって風の匂いをかいで
何が想像できるの?(犬)…とか
いつの間にかひょっこり現れて、いつの間にか去っていくけど
家はどこなのかな?(猫)…とか
一羽で
ジーッと静かに佇んでいるけど
何を思っているのだろう?(白鷺)…とか
挙げたら、きりがないくらい
沢山ある
気になる生き物達の行動や仕草です。
みんな可愛いです。
いや、白鷺は
可愛いのとは、ちょっと違うなぁ。
白鷺は
川岸や、中州や、田圃で
一羽だけで立っていたりする姿をみていると
視線だけでなく
僕の心の方まで
白鷺の姿に釘付けになります。
白鷺さんが
『だるまさんがころんだ』で遊んだら
絶対に負けることがないだうなぁ…と思うような
あの静止画のような
時間が止まったような世界。
姿だけでなく
白鷺の心、スピリットの方も
気になります。
ゴイサギも、クロサギも。
そんな風景や生き物達を思い出した
烏さんの、かしましいお喋りでした。
今はもう聴こえません。
『お昼、どこ食べにいく?』
『神社の裏の丘が良いな』
『何言ってんだ、この季節は田圃に決まってるじゃん』
…かな?(そんなわけないけど)
勝手に想像してしまう僕です。
部屋で(来客中で、自室に控えています)
独身で、もちろんの子なし、恋人なしで
頭のネジがゆるゆるで
何をするにもスローテンポで
秋の花粉症で、毎日、
カトちゃんのクシャミをしているような僕が
烏のお喋りに耳を澄ましたり
空をボ~っと眺めて
白鷺の姿を思い出していたり…
ネジがゆるすぎだね。
そりゃあ、独身だ、無理もない。ウン。
…と、我ながら思います。
変わり者だもんな。
僕の周りに、こんな人間いないです。
多分、浮いてます。(>_<)
でも、問題なのは
未だに独身なことは、特に哀しくも
淋しくも思ってないのです。
本当に。
普通は、独身者だったら
『寂しい』とか『不安』とか言って
グチをこぼすのかもしれませんね。
女性だったらなおさら。
でも、僕はそれがないのです。
淋しくもないし(実家住まいだからかな)
不安もない。
もしも淋しくなっても
絶対に、人には、誰にも言わないだろう。
将来の不安は全くゼロではないけど
思い悩むほどでもなくて…
僕は、本当に変わり者なのだろうな…。
時々、人に結婚しているかとか
訊かれると
気まずくなったり(←上手くかわす話術なし)
結婚しなきゃいかんのかな?
…と、思ってしまうこともあるけどね。(>_<)
僕の頭の中は、全く
このブログ
このまんまです。
生き物達や草花や木々や
ピアノや音楽や絵
ブラタモリや心旅やテレビやラジオや
お気に入りのビル、綺麗な風景
長閑な風景
心の琴線に触れる風景
袖すれあうも何かの縁な人々
会いたい人
会えない人
これから出会っていく人
いつも一緒にいる人(僕の場合家族だね)
皆が幸せだと良いな
平和が良いな
こんなもの達で占められています。
みんな
大好きなものばかりです。^^
すっごい変わり者の僕は
こんな風に
みっともないくらいに、ゆるゆると
自分の好きなものだけ眺めて
生きているみたい。
お客さん、帰ったようです。
では、お昼ご飯、食べます。
良い日を!
(詩はまたに)
*