ｇｒｅｅｎ

１月１５日、金曜日。
午後２３時１８分。
星空。


冬の夜空は星の世界。
どこまでも、どこまでも、ずっと宇宙が続いているかと思うと
この星に生まれた者同士
国同士
まるで家族だね？…なんて、思ったりして
こんなこと言っていたら鼻で笑われてしまうかな。



今、目の前にテレビがあって
“天空の城ラピュタ”
を観ています。
ラピュタが空高く飛んでいくところです。
飛行石がエメラルドのように見えます。


ラピュタはステキな映画ですね。
他のジブリ作品もステキなのですけどね。
思えば、何回観たか、分からないくらい観ています。


大人になってからも観たし
姪っ子とも観たし
甥っ子とも観たし
合計何回観たか…全く分かりません。
我が家だけではなく、日本中がそうなのだろうなぁ。
何回観ても感動しますもんね。


ラピュタのシンボルツリーというのかな？
あの巨大な木。
観ていると癒されます。
ジブリさんの映画は
自然、山や海、緑が沢山出てくる作品が多いから
嬉しいです。


今、木々や草花、巨木や並木も
好きなのは
ジブリ映画をずっと観てきた影響もあるかもしれないなぁ…
と、思うくらい植物の楽園ですね。


見終わった後の、幸福感。
少しの間の夢。
夢だけど、夢からスッと
夢ではない何かが顔を出す。
顔を出すというのか
生まれるというのか。


世の中には
色んな芸術があるけど
僕なんかが知らない芸術も、世界にはあるだろうけど
老若男女の心に届いて
スッと何かを生む作品
芸術に


今夜は、
今夜も、夢を観させて頂いて
途切れることのない泉に
感謝です。







*

舞

午前中の空気も光は
高速で回りながら
輝いている

引力に逆らわず
平行を保つような浮遊感で
全てをその真ん中で

分かっているから、だいじょうぶと
女神の分身のように
その肩に舞い降りる

無くなることもある
必要ならば
無くなりはしない
そう望めば

回転する光の中で
日、一日と
同時代を共に息をしている
哀しい時も
喜びの時も
いつも幸せを願っているよ
そう言って

今日も明日も
昨日も
しなやかに回る
舞い降りるのは、光







*