縁

暖かかった日の
縁の側の初花の
さやかな色の
明かり

葉の上の
露の光

空へ舞う
灯り

どれもが
消えることなく
繋がっていく
永遠

お気に入り

３月３日、金曜日。
午前５時１０分。
星空。


窓を開けると、ひんやりとした空気と
澄んだ星空が広がっています。
風がほんの時々、吹いていきます。


“輝く夜空の星の光よ”
そんな言葉がぴったりの空に思えます。
目を閉じると夢のように澄んだ星空のような歌声が
かつて聴いた讃美歌の一節が流れてくるようです。


あんなに澄んだ星空なのだから
きっと、居心地
住み心地は
抜群で最高なのだろうなぁ…と思います。


星空の世界は
宇宙であって、希望であって
と、同時に
祖母などのお空の星になられた方達が住まう所
…だと思っているので


だから
澄んでいると
澄んでいればいるほど
空は、きっと
住み心地がとっても良いのだろう安らかな所と思って
ホッとします。



今日は、３月３日、桃の節句ですね。
女の子がいるお宅は人形を飾られたりして
眺めたりお供えしたりしたのかな？


ひなあられ
菱餅
桃の花
白酒…ってあったっけかな？


学校給食でも菱餅(ひしもち)がデザートに出た記憶があります。
給食は苦手だったけど
菱餅を食べるのは苦手でなかった記憶があるなぁ。(^q^)


人形が飾るのも
片付けるのも
よく手伝っていたっけ。


物置小屋から運んできて
箱から出して
防虫剤の匂いをかぎながら
一年経って小さくなった防虫剤を見て時間の経過を思ったりして


人形の一体一体に
お顔に脱脂綿だかティッシュだかを保護のためにつけてあるので
一つ一つ丁寧に外していって


お雛様夫妻一同は台の上の真ん中に鎮座して
まわりには
“ほうこうさま”って呼んでいたと思うのだけど
姉一人につき、ほうこうさまを一体持っていて
飾られて


なぜか、僕にはほうこうさまはいなくて
金太郎さんのような人形で
毎年“なんでだ？”…と眺めていたけど


姉達のほうこうさまは髪の長いおかっぱ頭で
綺麗な着物で
胸元に御守りが挟んであったりとか
親御さんの女の子への願いがそこかしこに見受けられのだけど


なぜか僕のは
おかっぱ頭には違いないけど、襟足短いおかっぱ頭
元気の良いポーズの金太郎さんもどき…どう見ても男の子
なんで？


…と、いい歳になった今でも思うけど
それはそれで気に入っていたので全く問題なしでした。
今もそうだけど、変わり者でしたから。f^_^;


宇宙の本は昔から好きだったし
みんなが持ちたがるものは、あまり欲しがらなかったし
リカちゃん人形でなくて
名前の分からない人形の方を、とかく気に入っていたし…


あの人形で遊んでいたの、
多分、僕だけだったのではないかな？(>_<)
大好きだったっけ。
名前を付けて遊んだっけ。
今でも、時々、思い出します。^^


という変わり者だったので(今もね)
自分だけ元気ポーズの金太郎さんの方も、全く問題なしでした。
もちろん気に入っていたし
寧ろ、こっちの方で良かったかもしれません。



３日がすぎると片付けなきゃいけないけど
数日遅れや一週間遅れとか
我が家はのんびり片付けていましたけど
姉達は、無事に行き遅れずにお嫁にいったので良かった良かった…です。


僕は、行き遅れているといえるかもしれないけど
結婚する人生かも分からないけど
気にしていないのでノープロブレムです。


お人形飾った日々とか
何気ない休日とか
家族や出会った人々のおかげで
それだけでも、この人生を気に入っているもの。
元気ポーズの金太郎さんみたいに。(^_^*)



今日は、風が強いです。
車のドアの開閉など要注意ですよ。
良い日を！







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