ひとときに

２月８日、金曜日。
２２時０７分。
曇り。


空は雲っています。
天気予報では、明日は雨マークになっているのも納得するような曇り空です。
雪が降る地も明日は沢山あるそうで、いろいろ要注意ですね。


昨日かおとといくらいだったかな？とても暖かかっただけに
反動のように寒くなってしまうと
せっかく芽を出したフキノトウや咲き始めたマーガレットやクロッカスや
ムスカリやイヌノフグリや…他に何があったかな？
大丈夫かなと思ってしまうけど
でも、そんなに植物はやわじゃないかな？


今日は、早咲きの桜が咲き始めているところを見つけました。
染井吉野よりも濃いピンク色の…種類は分からないけど
数輪、枝先に綻んでいました。


その桜のそばには梅も数本あるのだけど
梅も綻んでいました。
綻んでいる梅は、まんまるな蕾を沢山つけていたので
これから毎日花の数を増やしていくのだろうなと想像して


まだ寒いけど
しかも、明日は強い寒気が来てしまうけれど
春は冷たい風の向こうに少しずつ少しずつ
こっそりひっそりとやって来ているのだなと思いました。


でも、今日は寒かったので
今日の印象は
寒さの冬と、梅や早咲きの桜の春と
冬と春とが同居していました。


空は曇っていて、空は白になりかけのような限りなく薄い灰色で
灰色と呼ぶには申し訳ないような白い灰色で
そんな雲だらけの空の下の梅の木は
まんまるなしっとりした白い蕾を沢山つけて
冬と春がある風景だなと思いました。



寒気が来るとは知らずに
こっそりと春をより早く知らせるかのように
最近、クロッカスも咲き始めて
ムスカリとクロッカス、イヌノフグリが咲くと
こっそり春感が増します。



世の中は三連休になるのですね？
カレンダーの文字が赤くなっています。

建国記念日なのですね。


カレンダーを観たら
今日は、“こと始め”と“針供養”と書いてあります。
針供養、きっと日本ならではの日なのかなと
日本にはさまざまないろんな供養があるなと思いました。


時々、日本って良いなと思うことがあるけど(良いなの反対もあるけど)
日本って良いな、素晴らしいなと思うことのひとつが
針供養などの“供養”です。
針の他にもいろいろありますよね、外国にもあるのかな？


お裁縫をする機会は
ボタンがとれた時くらいかな、なかなか無いことだけれど
母方の祖母が和裁をしていたからか
針供養というと親近感？というか
何となくちょっと気になります。


そして、和裁をしている祖母の姿を思い出したり
その思い出す風景から
普段は思い出すことがない細かな雰囲気やエピソードなども思い出され
針供養という文字は、祖母を思い出す
ということが分かりました。


時々は、故人の懐かしい思い出を思い出すのは
故人の供養にもなりそうな気がします。
おばあちゃん、空で元気かな？とか思ったり
子供の頃は気付かなかった、ありがたい気持ち
感謝の気持ちを感じたり。
そんなひとときに感謝です。



今夜も明日も寒くなりそうです。
体には本当に気を付けて

お休みなさい。







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