Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

eye

2007-06-25 | Weblog
帰ろう、自分に。

そして
目の前の草花を、風になびく青空を
ぼやけていく飛行機雲を
目に焼きつけるんだ。

僕の中にいた君を
記憶の彼方に
焼きつけるんだ。
忘れない。

忘れたとしたら、もうそれは
僕ではない。
君がいたから、今の僕なんだ。

風になびく青空を
目の前のまっさらな思い出を
目に焼きつけるんだ。
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何処か

2007-06-25 | Weblog
遥か、遠く。
頭の天辺から、十の指先から、
歩数を繰り返す脚から目指しているのは
遥か、遠い、何処の古里。

目の前にある、飲みかけのカフェオレさえ
そこに辿り着く。 
筈。

大切なのは、意志なんだ。

遥か、遠くまで続いていく意志を持って
目指す。

あと何回、君を思い浮かべるんだろう。
今はもういないあの人たちは、遥か遠くへ
辿り着いたんだろうか。

明日はまた、たっぷり入ったオレを
僕は飲む。
そんな日々が、続いていく。

ささいな戯言。
ごめんな、古里。
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2007-06-25 | Weblog
たまらずここに話に来てしまうんだ。
この椅子は、きっと、神様がいるバショに辛うじて繋がってる
唯一の箱船だ。

背中に当たる昼下がりの淡い光は
何も知らぬ顔に
微笑んで
僕はやんわりと、焦り出す

何やってんだよ
って、もう一人の僕が肩をたたく

だから、さまようんだ。
誰にも気付かれないように、さまようんだ。
さまよいたくなんてないけど、
さまよってしまうんだよな。

全ては、何かと引き換えに、星も見えない夜を
さまよっている。
 
多分、僕がわるい。誰のせいでも、何でもない。
大人になりきっていない
自分がわるい。

背中に当たる光は、もう一人の僕の手だ。
まだ、僕の中に

光はある。
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2007-06-25 | Weblog
虹を渡って あの日まで
虹の根元に 花を植えよう
君にもらった白い花
君の声がきこえないから
毎日 花に 耳を澄まそう

眠ろう
僕は 君に会いに 今夜も夢の中
ここでしか 言えないんだ
そんな一瞬の 願い事を

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2007-06-24 | Weblog
外は青い雨
何を見たって、感じたって、予感したって
そこに居るのは 
君なんだ
いつまで続くのだろう
このあてのない旅
果てのない道

僕の名前は
宙に浮いたまま
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