Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

2007-08-23 | Weblog
僕が 僕でいるために
ここで鈴を鳴らすのだ

僕が 僕でいるために
見栄も肩書きも
捨てるんだ

僕が 僕でいるために
信じたり疑ったり
少しずつ僕の誠実さを
試すんだ

僕は 僕の言うことを
心の声と指さして
庭の花の根元 僕を
そっと植えるんだ

空まで伸びて
青々とした葉をつけるまで

僕は 僕でいられるように
どうか

言葉にすると薄っぺらな 
誠実を笠に着て
僕に顔向け出来るように

爪弾いたら空へ
鈴の音の真似事
指にぶらさげる





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Rainy butterfly

2007-08-23 | Weblog
雨の中、蝶は翔んで
小さな花を追い求める
 
花は夢を誘う
ってさ

夕べ眺めていた本に
優雅に書かれてあったよ

雨の中、蝶は翔ぶ
羽が濡れたって一向に
構わない

ってさ

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love

2007-08-22 | Weblog
漕ぎ出した筈だったんだが
オールが見当たらない

信号はかわった筈だったんだが
車の流れは途切れず

僕の灯は消そうとしたんだが
今もゆらゆらと揺れている

真夏の灯りは惑い 行き先を見誤る

誰かの言葉に思いもよらずペースが乱れて
土は砂のように
文字は記号のように

僕はなんてことをしてるんだ
これでは いつか
全てをなくしてしまいそうな気がして
不安になるな

あんなに眩しい空も
いつか 消えてしまうんじゃないか
僕は何かを見誤ってるに違いない

雲の流れを 称える
時間の流れを 尊ぶ
流れていく全てを 愛でる




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2007-08-21 | Weblog
君がいい。
他の誰かが、せっかく
こんな僕に 言葉をかけてくれても
君の面影が 目の前に現れて
君の手を
とりたくなるんだ

今年の夏がこんなにも
長く
短く
眩しく見えるとは
思いもしなかった

君は未だに
僕の中

とはいえ、今日も暑くなりそうだ。

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水面の灯

2007-08-20 | Weblog
見えない場所で 何がおこっているのか
水面下で何やら 
仄かに
うごめいているのは
光なのか
影なのか
 
希望なのか、罠なのか

全く思いも寄らない空気の流れに
常夜灯は今日も
いつの間にか、夕方の気配に
灯が点る

信じようが
信じまいが 関係ない

簡単なことが ひとつあればいい
余計なことを 考えなければいい

だから
罠だろうが 猜疑心だろうが
勝手に回る走馬灯だろうが

僕はいつもの僕で いるしかない
いつもの場所で
いつものように

きりがないから
季節の風に 身を委ねる

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