Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

知らない町

2007-11-20 | Weblog
分別ついたような、訳知り顔でいたくないよな。

この世界に見とれながら、見惚けながら道を歩きながら、時々立ち止まって、己の佇まいを振り返る。

軌道修正するなら、遠慮せず。

白黒つけるなら、オセロより潔く。

曖昧にするなら、人魚より優しく。

秘密ばかりのこの世界の中を歩いていくなら、秘密は秘密の侭に。

隠れたかったら隠れて、気が向いたら顔だしゃいい。

大事なことさえ忘れなければ

道は消えず、知らない町まで続くのだろう。




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Question

2007-11-19 | Weblog
この不安が何処から来るのか、何となく解ってはいるんだ。
でも僕はそれに対して、一番良い手を打つことから多分、逃げているのだろう。

何故逃げているのか、それも何となく解っている。
解っているが、そのワケから逃れられずに、手を打てず。
君の気持ちさえ理解出来ずに、手は伸ばしたままに、触れようとすれば躊躇する。
きっと理解不能な、複雑な僕の実体。

神様がいるとして、何故こんな僕をこの小さな世界に生み出したのか。
まだまだ青い僕には、到底答えの出ないことである。
深い海の底の深海魚でもなく、牧場の羊でもなく、ベランダの鳩でもない。
言葉も喋り、文字を書き、絵も描く人間に生まれ
早朝、パソコンの前で宛てもない気持ちを綴る僕を生み出した世界というものに
僕の意味を問いたい。

何故だろう?

走馬灯駆け抜ける、最後の日に教えてくれるかい。
それまで頑張れば、教えてくれるかい。
それとも
『何故?』と問わなくとも、もう僕はそのとき、理解しているのかな。

かもしれないな。
なら、いいや。



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2007-11-17 | Weblog
波のまにまに
君の気持ちは置いてってくれるかい?
波がまた寄せる間に、月が水面に浮かぶ間に
誰にも見られないように、僕が拾いに行くから
それまで泣かずに
待っていてくれるかい?




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ばしょ

2007-11-16 | Weblog
いつまでも黙って想うことは、きっと発展的とは言えないのだろう。
想うことをやめて、真っ新になる。
又は、想う対象になりうる人物を探したり、出会ったり、気付いたりすることが
発展的というのだろう。

ということは、今僕は、発展的とは違う場所に佇んでいるということになる。
佇むことは、悪いこととは思わない。思わないが、それはどんな佇み方なのか?
その姿勢によっても、発展的なのか否か?
どちらかに相当するだろう。

無理に忘れようとすれば、ある期間は忘れたという中で、のらりくらりと生きていくだろう。
しかし、後になって何かが噴き出してくるような気がするのだ。
無理をして押し込めば、何処かから何かがはみ出す。
はみ出す、空気穴がなければ、器は壊れてしまう。

と考えれば、黙って想いながら佇む。
これは発展的でない、とは言いきれない。
寧ろ、思う存分想い、踏ん切りが付いたところで真っ新になる覚悟で佇む。
これも有りなのではないか。
これも発展的と言ってもいいのではないか?

なんてね。
考えてみたところで、真実ははっきり言って分からない。
ただ、忘れたくないから屁理屈をこねているのかもしれない。
要は、忘れたくないってことだ。
まだ、想っていたいってことだ。

まぁ、それだけでもはっきりと分かったところで
戻ろう。


いつもの場所へ


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君は

2007-11-15 | Weblog
いつのまにか
森の奧、居るはずもない君を探しても
無邪気に木漏れ日 見つめるだけで
やっぱり君は、いないみたいだね

僕のせいでいいと思った故に
僕のことが許せなくなっている

それでいいと思ったはずが
これでいいのかと自問する

いつまで
この森の中、君の影を探していくのだろう?
無邪気な木漏れ日を 避けながら歩くのには
なんだか、疲れてきたよ


君は何処へ?

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