存在価値・番外編

ま『なぁ　松田先生ってどの人なん　ありりん。』

あ『まゆどん　んーとな藤原紀香みたいなフェロモーンな人やで』

み『フェロモーンか大谷の奴そんな人と…』

ば『なぁ　ほんまに大谷捕獲してどつくん』


　『『『あたりまえやんっ！ぱんちゃん』』』


５時。
大谷先生は定時で上がろうとしていた
彼女のリサになんとか連絡を取りたくて必至だ。

そんな彼の前に立ちはだかる大谷部部員

『私左から行くで』

『そしたらありりん右から行きます』

『私は後ろ』

『では　ではあたしは前からぱんちゃんいきまーす。』

『アムロ・レイかっちゅうねん(笑)』

『ほな　みんないくで』

大谷先生がみんなに近づく…

5

4

3

2

…




『あっ　忘れもんした』


くるりっと踵を返して職員室に戻った大谷先生。

災難から逃れたのであった。



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