あぁ勘違い

『大谷っ・・・』
『・・・・。』

『大谷っ・・・』
『・・・』

『こらぁ・・・　ちびっ・・・』
『だれが　どちびや　通天閣っ・・・。』
　
上の空やったくせに　リサにちび　ゆわれて過剰反応して
・・・挙句の果て通天閣ゆうてもたっ。

『・・・・　なぁ　どうしたん？』
　
言い返してくるって　思ったのに・・・
心配そうに首を傾げるリサ。
　
『別に・・・なんも・・・』

そう　ただ考え事をしていただけやのに・・・。
　
『大谷ぃ・・・　あたしが　おるんやから・・・　何でも　話してぇ　頼りないかもしれんけど・・』
『リサ・・・』

『あたしは　いつでも　大谷が　すき　やから・・・　えっと・・・その・・・』

頬を赤く染めながら　オレに一生懸命話しかけてくる　オレは　そんなリサが愛しい・・・。
ぎゅっと　抱きしめる。ただそれだけで　オレは幸せやから

『ずっと　そば・・に・・・』
『そば・・・あーーーーー。大谷　おなかすいて　黙りこんでたん？』
　
『はいっ？』
『いまから　美味しいお蕎麦食べにいこっゆうたやん』

『はぁ？いつ』
『今　ほんの…５つ前のコトバ。』

５つ前？
ずっとそばにおって欲しいって言いかけたアレか？

ぶっ…

あほや

リサの　頭の中　漢字変換間違いやんけ・・・

まぁ　こんなおおぼけなリサも　オレはスキなわけで(笑)

『ええな・・・食いにいこかっ・・・』
『うんっ。』
　

けど　帰ってきたら　ちゃんと説明せんな(笑)


end
　

コメント

  

 

 

 

 

• 
• 
• 
•